原作は、ヤングマガジンで大人気連載を誇った同名漫画(講談社)。
年末の都内ターミナル駅で発生した史上最悪のテロによって、多くの人が死んだ。666人の死傷者を出した事件は、“獣の数字”にちなんで「The Beast」と呼ばれることに。実行犯で25歳の若手人気女優・希堂琴音はその場で死亡。主人公・神崎一(北山)の幼馴染だった。なぜ琴音は獣にならなければならなかったのか。
物語の肝となる第1話の毒ガステロシーンは、エキストラキャスト100名以上が参加。都内の地下街を貸し切り、テレ東の連続ドラマ史上でも深夜枠としては異例となる大規模な撮影が行われた。
今回解禁された一種類目のメインビジュアルは、そんな重要なシーンを生かしたデザインに。凄惨なテロ現場の臨場感とリアリティを追求するため、毒ガスの煙の量を調整しながら何度も撮影。
もう一種類は、ガスマスクの奥に潜む琴音(玉城ティナ)の涙と神崎の瞳が印象的なビジュアル。本作のテーマである人間の持つ闇や暗部を表現し、何かこちらに訴えかけてくるような表情が胸をつくデザインに仕上がっている。