米NBCの人気コメディドラマ『ジ・オフィス』のキャスト6人が集結し、架空の枕ビジネスをローンチする動画で再共演を果たした。

【関連記事】『ジ・オフィス』放送終了から10周年!キャストたちが思い出をシェア

本編同様のドキュメンタリータッチで大騒ぎ

この動画は、NBCの親会社であるAT&Tが、 Business Next Level Networkを宣伝するために製作したコマーシャル。

出演したのは、『ジ・オフィス』で舞台となったダンダー・ミフリン製紙会社の従業員を演じたレイン・ウィルソン(ドワイト・シュルート役)、ジェナ・フィッシャー(パム・ビースリー役)、ケイト・フラナリー(メレディス役)、クレイグ・ロビンソン(ダリル役)、ブライアン・バウムガートナー(ケヴィン役)、クリード・ブラットン(クリード役)。

それぞれ6人は本人役で登場しているが架空の設定を演じており、レイン率いる架空の会社がスピーカーを搭載した枕「Sleep with Rain」のCMを製作する様子が、ドキュメンタリータッチで進んでいく。

動画は、レインが自分のビジネスを立ち上げようと思った理由や、自身が開発したカスタム枕を紹介するシーンでスタートする。仕事中に自分の商品を試していて眠りに落ちてしまったりもするレインの元に、次々に『ジ・オフィス』のキャストが到着。SNSを担当するジェナや、セキュリティを任されているというクレイグ、自分の役割が説明できないブライアンなど、なんだか全員が揃いも揃って頼りない。

CMのリハーサルで、「世界に眠りを提供することで、平和をもたらせるかもしれない」と熱く語るレインに対し、ローンチ前の懸念を質問されたメンバーはトンチンカンな言葉で返し、ビジネス経営の雲行きは怪しくなるばかり…。

しかもクレイグが、枕のWebサイトをローンチするパソコンが設置された部屋をロックした後で鍵を失くすという失態をやらかし、レインがドアを蹴破ろうとする始末。最終的に、ダクトテープでたくさんの枕を全身に装着したクレイグが、いつの間にか鍵が開いていたのに気づかずにガラスのドアに突っ込もうとしてパソコンルームをメチャメチャに! その結果インターネットが途切れてしまい、 「今日のローンチは無理だ…」とレインが呆然としていると、ケイトが「心配しないで、AT&Tのインターネットのバックアップがあるから」と告げ、Webサイトのローンチに無事成功。動画は、てんやわんやの末になんとか枕ビジネスをスタートして幕を下ろしている。

番組終了から10年以上経っても根強い人気を誇る『ジ・オフィス』は、先日新シーズンのキャスト第一報が伝えられている

【関連記事】『ジ・オフィス』新シリーズがついに本格始動!『スター・ウォーズ』スターらが出演へ

『ジ・オフィス』全9シーズンはHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly