アカデミー賞の作品賞・主演男優賞など7冠に輝いた『オッペンハイマー』でタイトルロールを演じたキリアン・マーフィが主演するドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』。同作の映画版が製作されることは以前お伝えしたが、その内容はショッキングなものになるようだ。

英NMEが報じている。

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フィナーレへ向けてドラマ以上の盛り上がりに

20世紀前半のイギリス・バーミンガムを舞台にしたこのギャングドラマは、英BBCにて2013年から2022年まで6シーズンにわたって放送されて人気を博した。クリエイターのスティーヴン・ナイトが、「映画版は今年の9月には製作が始まる。今いろいろ準備を整えているところだが、それは撮影開始の前日まで続くだろう。でも、もうすぐだ。やるべきことはすべてやり遂げていて、準備は万端だよ」と語った。

続けてナイトは、この映画版はファンの期待に添えるもので、観客も登場人物と一緒に体験を共有できると自信を覗かせる。その理由として、より大きな予算と、キャスト・スタッフの献身性を挙げた。「ドラマ版より凄いものになるだろう。ファンが(劇場に)一堂に会して鑑賞できるのは素晴らしいことだ。予算もドラマ版より多いし。でも、この物語が終わるということも分かっているから、みんなでベストを尽くすつもりだよ」

そして、ファンが映画にどう反応するかという質問に対しては、様々な感情が湧き上がるだろうと仄めかした。

「ショックを受けたり、喜んだり、慄いたり、そしてまた喜んだり、もう一度ショックを受けたりしてほしいね!」

また、ギャングリーダーのトミー・シェルビー役でカムバックするキリアンについては、「彼は本当にやる気満々だ。だから私も撮影が始まるのが待ちきれない」と言及。キリアンはいまやオスカー俳優だが、『ピーキー・ブラインダーズ』のことは決して忘れてはいないという。「オスカー俳優なんて凄いけど、彼はそれにふさわしい俳優だ。そして彼は、どれだけ多くの賞を受賞しても、“『ピーキー・ブラインダーズ』に出るのが本当に待ちきれないよ”と相変わらずメールしてくるんだ」と、栄冠を手にしても変わらないキリアンの人柄を称えている。

『ピーキー・ブラインダーズ』全6シーズンはNetflixで独占配信中。

(海外ドラマNAVI)

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参考元:英NME