電話の常識を覆す！固定？携帯？Wi-Fiテザリングも可能な「スゴい電話」

格安モバイルサービス「もしもシークス」を手がけるエックスモバイル株式会社は16日、MVNO事業者として初になる固定電話型の3G端末携帯電話「スゴい電話」の発売を開始した。価格は35,000円（税抜）で、12月中旬から順次出荷されるという。

「スゴい電話」は、株式会社エイビットが製造する固定電話型の端末。W-CDMAに対応した3G通信・通話機能を搭載し、無線ルーター機能も有するため、テザリングが可能で、ネットワーク環境がない場所に無線LAN環境を構築することができる。

つまり、この「スゴい電話」を設置すれば、固定電話のような操作感で3G回線のモバイル端末で行う音声通話が利用できる上、スマートフォンやパソコン、監視カメラ、各種センサーなどをインターネットに接続することができることになる。

固定電話の形状をしているが、3G回線を用いる通信端末であるため、ケーブルは不要でどこにでもすぐ設置できる。ハンズフリー機能も搭載しているため、電源や電話回線がない場所でも、簡単に使うことができ、電話会議などにも重宝するという。電源にはACアダプタのほか、単3アルカリ乾電池4本または専用リチウムイオン電池が使用できる。

スゴい電話専用プランとなる「スゴいプラン（基本コース）」ならば、月額利用料も1,380円（税抜）と格安で、固定電話の基本使用料を下回る価格ながら、電話番号が付帯し、インターネット環境も利用できる。このプランの場合、音声通話は30秒あたり19.9円で、1GBのLTEインターネット利用が可能になる。

ほかに、もしもシークスの「かけたい放題全プラン」の利用も可能だ。いずれを選択しても、通信コストを大幅に抑えられるとしている。本体カラーはホワイト系の1色。本体のみの販売は行わず、「もしもシークス」のSIMカードとセットでの提供になる。

先行発売キャンペーンとして、出荷開始時期の12月15日までに予約申し込みを行うと、「スゴいプラン（基本コース）」の月額利用料が半年間、980円（税抜）になるキャンペーンも実施する。

エックスモバイルでは、一般家庭はもちろん、仮設電話や非常時用端末として、小規模事業者の事務所用電話としてなど、多彩なシーンで活用できるとしている。販売チャネルは「もしもシークス」の各ショップおよび代理店、公式ホームページから。

（画像はプレスリリースより）

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