消防団向けアプリ『FireChief』を開発・展開
株式会社タヌキテックは、2020年7月3日、第1次資金調達において3194万円の資金を獲得したと発表した。

同社は、消防団向けアプリケーション『FireChief』の開発・展開を手がける防災ICTベンチャー。
今回の発表では、同社が今後展開予定の事業についても告知されている。

「スマート消防団」の実現に向けて
タヌキテックは、「日本の防災をアップデートする」というテーマを掲げて『FireChief』を展開している。『FireChief』は、出動指令と災害情報の通知機能や、PDFによる資料送付機能などを内蔵したアプリケーション。消防・市町村職員及び消防団員のみがアクセス可能となるよう、高いセキュリティ性能も誇る。

『FireChief』は、東京消防庁をはじめとして全国の消防本部に対応している。タヌキテックは、日本全国に約84万人存在する消防団員への同アプリケーション提供を企図。ICTを活用した「スマート消防団」の実現に向けて、機能の開発・改善を続けている。

「日本の防災をアップデートする」
タヌキテックはまた、防災ICTベンチャーとしてコロナ対策の実施も予定。「社員の命を守る、災害対策勉強会(仮称)」の発足も、構想している。さらに、「防災」というテーマを通じて業務提携や資本業務提携を行うパートナーも、広く募集しているという。

同社は今後も、「日本の防災をアップデートする」というテーマの下、より良い社会を作り上げる事業に邁進するとしている。

(画像はプレスリリースより)

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