心理的サポートを求めている人の治療に役立つ検査
株式会社 金子書房(以下、金子書房)は、心理職や医師がオンライン上で心理検査を行い、採点できるプラットフォームとして「心理検査オンライン」をスタートした。

金子書房は、1946年に創業してから約70年間、心理検査を実施してきた。


心理検査とは、心理的なサポートを求めている人の特性を、測定や観察を通して把握し、治療の計画に役立てるためのもので、医学的検査と似た役割を持っているという。

オンライン化でスムーズな支援を
従来の診療報酬対象となっていた心理検査は、90%以上が検査用具と紙などアナログの商品で、手作業が多く、検査が行われてから採点するまでに時間がかかることが課題とされていた。

時間がかかるということは、相談機関や医療機関の予約が取りにくいことにもつながり、受診を求める人のサポートの妨げとなってしまう場合があるという。
 
そこで、心理検査をオンライン上で行うことにより、実施してから採点するまでの所要時間を短くすることができる。

これにより、心理職や医師が、精神に不調を抱える人に対してよりスムーズに支援を行うことが可能となる。

金子書房は、このプラットフォームを通して、多くの人々が心理的なサポートを受けやすくなる環境づくりを目指すという。


(画像はプレスリリースより)

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