「Slack」は、近年高い注目を集めているエンタープライズ向けのチャットサービスであり、コミュニケーションソフトウェアプラットフォーム。あらゆる規模のチームや企業をつなぎ、リアルタイムのメッセージングや検索関連機能、連携機能で必要なコミュニケーションと作業を1箇所に集約、高効率なプロジェクトの進捗をサポートする。
ITスタートアップ領域ではとくに人気が高く、デバイス対応の幅広さや柔軟さ、他のソフトウェアとのシームレスな連携度などを特徴に高い評価を得ており、必須のコミュニケーションツールとしている企業も少なくない。最近まで英語版かつドル支払いのみの対応となっていたが、今年11月に日本語版がローンチされたことから、これまで以上に多くの企業・組織が導入に関心を示している。
一方「Eight」は、紙媒体で交換した名刺を正確にデータ化し、スマートフォンアプリで管理可能なものとするほか、「Eight」ユーザー同士ならば、「フィード」や「メッセージ」機能でつながることができ、ビジネスSNSとしても活用することができる。対応OSはiOS 8.0以降、Android 4.0.3以上で、料金は基本無料、CSVダウンロードなど一部機能が「Eightプレミアム」として有償提供されている。
今回の「Eight」と「Slack」の連携により、つながった相手の名刺におけるプロフィール更新情報や名刺交換リクエスト、新着メッセージなど「Eight」上の通知を、「Slack」からも受信してチェックできるようになった。
設定を行う際には、両サービスにログインしていることが必要で、未ログインの場合、ログイン画面が表示されるので、ログインを実行した後、設定手続きを進めればよい。
連携によって確認可能となるのは、「Eight」のメッセージ受信、つながりの名刺およびプロフィール更新情報、名刺交換リクエスト情報、つながり完了通知の4つ。
Sansanでは、業務中、常に開いている「Slack」で通知を受信すれば、大切なメッセージへの返信や取引先担当者の昇進連絡を受けたお祝いなど、重要なビジネスチャンスを逃してしまうことがなくなり、効率よくビジネスネットワークを強化できるとしている。
(画像はプレスリリースより)