ドライバー不足の解決に
2022年4月6日、東大発ベンチャーであるTRUST SMITH株式会社は、AIとロボティクス技術を活用し、ブロックチェーン技術を物流業界に応用する研究を開始したと発表した。

物流業界は、慢性的な人手不足に加え、厳しい労働条件により若年層の担い手が少なく、全体的に高齢化が加速している状態にある。


また、国内物流量も年々減少している状況で、業務の効率化とコスト削減も喫緊の課題となっている。
ブロックチェーン技術が管理を担う
コスト削減に伴い、輸送状況を管理するシステムなどを導入する工数が減っており、結果的に管理が不十分になり人的ミスを誘発している。

今回研究されるブロックチェーン技術には、当事者全員が管理者であり、取引データ改ざんが難しく、当事者全てがデータベースにアクセス可能というメリットを有す。

デメリットとして、全員がデータベースにアクセスできることが、情報漏洩の原因になりうる可能性があると考えられるが、限られた特定人物のみでの管理閲覧することで対応が可能とされる。

物流量が2013年より減少傾向にあるとはいえ、約24兆円の市場規模があるとされるため、効率的に動かす技術として今後の研究結果が期待される。

(画像はプレスリリースより)

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