昨年は現行型トライトンで参戦、見事優勝を果たしたチーム三菱ラリーアート。
参戦車両は、AXCR開幕の直前の7月26日に世界初披露される新型トライトンのT1仕様(改造クロスカントリー車両)3台だ。
【画像】新型トライトンほかチーム体制
チーム三菱ラリーアートを運営するタントスポーツ(タイ)には、ダカールラリー2連覇の経験を持つ増岡氏が総監督として今年も指揮を執るほか、開発部門のエンジニアが帯同。テクニカルサポートを行う万全の体制を再度構築している。
チームは、6月19~23日にタイの中央、カオヤイ国立公園周辺のオフロードコースで本番を想定した高負荷の耐久テストを実施。ボディ、フレーム、シャシー、エンジンなどすべてが刷新された新型トライトンをベースに、競争力を大幅に向上させているという。その耐久テストでは5日間で約800kmの走り込み。おもに車体とエンジンの信頼性・耐久性を確認した。
増岡総監督は、下記のようにコメント。
「すべてが生まれ変わった新型『トライトン』はベース車の良さを活かしてさらにハンドリング性能、悪路での走行安定性、乗り心地を向上させました。
日本にも導入されるとウワサの新型トライトン。その走りに期待したい!
〈文=ドライバーWeb編集部〉