bit

ストロボなのにどうしてスピードライト?

ストロボなのにどうしてスピードライト?
ニコン製の最新ストロボ「スピードライトSB-900」。画角17-200mmをカバーする多段階オートズームや、撮影シーンに応じて「スタンダード」「中央部重点」「均質」の3種類の配光タイプを設定できるのが特徴
「ストロボ」と聞けばすぐ、カメラのピカッと光る装置だとみんなわかるが、「スピードライト」だと「なに、それ?」という人も多いと思う。実は、スピードライトはストロボのことなのだ。どうして同じものなのに、呼び名が異なるのか、メーカーにその事情をきいた。

キセノン放電管による電子閃光(エレクトロニック・フラッシュ)を利用する写真用光源装置「ストロボ」はもともと、米国のストロボ・リサーチ社の商品名であり、それが現在のように一般名称として使われるようになったといわれている。

そんな中、1969年にニコンがみずから外付けストロボの製造販売に乗り出した。当然、商品名を考えなければならなかったのだが、ストロボはすでに他社の商品名だった。そこで、「SPEEDLIGHT(スピードライト)」というオリジナル名をつくり出したというわけだ。「『素早く発光する』という製品特徴からその名前が付きました」(ニコン)という。なお、同社製コンパクトデジタルカメラや一眼レフカメラの内蔵ストロボは、スピードライトではなく「フラッシュ」と呼ぶきまりになっているそうだ。

ちなみに、そのほかのメーカーのストロボ名称は、キヤノンが「SPEEDLITE」(スピードライト、綴りがニコンとちょっとちがう)、ペンタックスは「オートストロボ」、オリンパス、シグマはともに「エレクトロニック・フラッシュ」、ソニーは単に「フラッシュ」と呼ぶ。

名称はどうあれ、今日までストロボは暗いところで撮影する際の補助灯としての役割を担ってきた。しかし最近は、デジカメが高感度で高画質な写真が撮れるようになったので、「ストロボの役割は単なる補助灯から、搭載するさまざまなライティング機能で被写体をキレイに撮ることへと変貌している」とニコンのストロボエンジニア、松井秀樹氏はいう。
例えば、ストロボのワイヤレス多灯機能で、被写体にいろいろな角度から光をあてることでより立体的な写真が撮れる。

ストロボの役割の変貌とともに新しいストロボの名称が将来またひとつ生まれるかもしれない。
(羽石竜示)

あわせて読みたい

  • コンデジで「画角180度」の超広角写真を撮ってみた

    コンデジで「画角180度」の超広角写真を撮ってみた

  • コンデジで3000mm以上の超望遠写真を撮ってみた

    コンデジで3000mm以上の超望遠写真を撮ってみた

  • デジカメ液晶保護フィルムは過保護?

    デジカメ液晶保護フィルムは過保護?

  • もう写真はプリントしない時代?!

    もう写真はプリントしない時代?!

  • コネタの記事をもっと見る 2008年11月23日のコネタ記事
    この記事にコメントする

    \ みんなに教えてあげよう! /

    トピックス

    > 今日の主要ニュース > 国内の主要ニュース > 海外の主要ニュース > 芸能の主要ニュース > スポーツの主要ニュース > トレンドの主要ニュース > おもしろの主要ニュース > コラムの主要ニュース > インタビューの主要ニュース

    コネタニュースアクセスランキング

    コネタランキングをもっと見る

    コメントランキング

    コメントランキングをもっと見る

    おもしろの人気のキーワード一覧

    新着キーワード一覧

    コネタとは?

    B級グルメやネットで話題のネタを徹底リサーチ! 流行トレンドをおもしろい視点と大きな写真で毎日お届け。

    その他のオリジナルニュース