最近、半身浴にハマっている。ダイエットが目的だったのだが、最近は湯船に入って汗をかくのが気持ちいい。

本当は運動をしたらいいのだろうが、根っからの風呂好きなので、どうしても入浴での発汗の方を選んでしまう。

そんな時に、思いっきり汗をかかせてくれるグッズの情報を得た。それは、辛さと入浴による汗出しをコンセプトにした入浴剤『激辛球』のこと。

使用方法を見てみると、
「袋から『ゲキカラダマ』を取り出し、お湯のはられた浴槽にゆっくりと入れると、『ゲキカラダマ』が発泡しながら溶けていきます。アツアツ!!! 『ゲキカラダマ』のできあがりです!!」
と書かれている。
また、袋の左上には「過激なお風呂」という謳い文句が。
他にも「いらないモノ 出しまくれ!」、「ピリ辛 アツアツやで~」と、否応なしに期待を煽りまくる! これは、個人的にどうしても見逃せない。

そこで、この商品について販売元である株式会社ノルコーポレーションにお話をお伺いしてみた。
「“インパクトのあるおもしろい入浴剤を作ろう!”というのが開発のキッカケです。これまで市場にトウガラシエキス・ショウガエキスなどの成分が入った発泡玉がなかったので、そのような入浴剤を開発いたしました」
インパクトのある入浴剤! ならば、お湯自体もインパクトのあるものになるのだろうか? 
「発泡しながら溶けて、真っ赤な激辛玉の湯になるということを“過激なお風呂”と表現させて頂いております」
真っ赤なお風呂って、スゴそうだな……。

早速、自宅のお風呂で試してみた。
湯船に『ゲキカラダマ』を入れてみると、球が中に沈んで溶けるサマがまるでマグマ(笑)。

完全に溶けたので入ってみると、思ったより大丈夫。いい香りがするし、「快適だな」と思ってたのも束の間、足の指がなんか熱い。手の指も、いつの間にか熱い。顔からの汗がダラダラ出てくる。いつもは結構長時間入浴しているのだが、あっという間にギブアップ。

『激辛球』の袋を見てみると、「最初の入浴3分」→「休憩5分」→「2回目の入浴3分」→「休憩5分」→「3回目の入浴3分」がお勧めタイムスケジュールらしいが、この通り休み休み入った方がいいのだろう。


実体験の感想としたら、発汗効果がスゴかった。首から上の位置からの汗が特に凄い。
こんなに汗をかけばダイエット効果もありそうだが、元々ダイエットを意識して作られた商品なのだろうか。
「汗出しをコンセプトとして開発したため、トウガラシエキス等を使用しておりますが、ダイエット効果を目的としたものではありません」
そうか、トウガラシエキスが入ってるから、こんななのか……。

この商品に対する反響もやはり「炭酸ガスと温感成分でアツアツになった!」といった声から、「ラズベリーの香りが良い」という香りについてまで様々。
決して、発汗効果だけの入浴剤ではなかった。


ちなみにこの『激辛球』、20代~30代女性を中心に買われているそうだが、やはり年頃の女性がダイエット効果を意識して購入することが多いのだろうか。
もちろん、上記以外の年齢層でもガンガン使ってみるといいと思うが、注意点は朝風呂で入ると、1日ポーっとし過ぎちゃうかも。個人的には、仕事や学校から帰ってきた後に使用することをオススメします。ホカホカするから。

この商品、全国のロフトを中心に2007年7月10日から315円(税込み)で販売されており、現在まで約20万個を出荷しているとのこと。
思いっきり、ヒット作である。


香りもいいし、上手く使えば本当にサッパリさせてくれる入浴剤だと思う。ガマンしてムチャをしなければいいのだ。
入浴でいらないモノを出しまくりたい人は、是非!
(寺西ジャジューカ)