今の世の中で、最も才能が集まっている職種は“漫画家”だと思っている。その中でも珠玉の才能が「荒木飛呂彦」。
言わずと知れた、歴史的名作『ジョジョの奇妙な冒険』の作者である。

そして、この名作『ジョジョの奇妙な冒険』の中でも、フィギュアなどキャラクターグッズとして商品化が待望されていたのが、「ジョジョの奇妙な冒険 第四部 ダイヤモンドは砕けない」。
人気がありつつも、立体商品化が今までなかった「東方仗助」主人公の第四部だが、それもとうとう商品化される。以前、コネタで“ハズレなしのキャラクターくじ”を紹介したが、この第四部を題材にしたキャラクターくじが6月中旬より発売されるのだ。

商品の開発担当者にお伺いしたところ、『ジョジョの奇妙な冒険』にはしっかりした熱心なファンが多く、だからこそ、商品の開発には不安が伴ったらしい。要するに「コイツ、わかってねえ!」と思われるのが怖いということだ。なので、ファンも納得の商品づくりが大変。
そんなプレッシャーと戦いながら、ようやく完成されたのが以下に挙げる賞品たち。
・A賞は「仗助&クレイジー・ダイヤモンドフィギュア」(全1種)。まだあどけなさの残る表情を再現。原作のイメージを壊さないようこだわりの彩色を施した。
・B賞は「キラークイーンフィギュア」(全1種)。
「吉良吉影」のスタンドである「キラークイーン」のフィギュア。荒木飛呂彦氏の描く線のイメージを重視し、「ジョジョ立ち」を忠実に再現。
・C賞は「バッド・カンパニーBOX」(全1種)。「虹村形兆」のスタンドである「バッド・カンパニー」をBOX入りフィギュアにした。ランダムに40体のフィギュアが入っている。
・D賞は「ハーヴェスト コイン“スタンド”」(全1種)。「重ちー」のスタンドである「ハーヴェスト」を“コインスタンド”にした。劇中の設定どおり、500円以下の硬貨しか入らず、サイズもほぼ1/1サイズ。作品の舞台である「杜王町」のスーパー「亀友」で配布される「亀友ブルースタンプ」シール付き。
・E賞は「ヘブンズ・ドアッ! ノート」(全3種)。「岸辺露伴」のスタンドである「ヘブンズ・ドアー」で本へ変えられたキャラクターをノートにした。「康一」、「ジャンケン小僧」、「川尻早人」の全3種類。

他にも、バッジ(F賞)やグラス(G賞)が商品として用意されている。

それにしても、『ジョジョの奇妙な冒険』の世間における人気、期待度がハンパない。今回、一番くじにジョジョを扱った理由をお伺いすると、担当者から熱のこもった回答が返ってきた。
「開発者を含め、熱狂的なファンのファンがいるからです。テレビ番組『アメトーーク!』の視聴者アンケートでは、ジョジョが一番人気になるなど、ファンの勢いはとどまることを知りません」
どうも世間からの期待だけでなく、開発者の愛情もこめられて開発された商品だと思われる。

なぜ第四部なのか?
「第四部の商品化に関しましては、人気があるにもかかわらず、立体商品化されないため、バンプレストが一番はじめに立体商品化することがファンへのサプライズになると思い、採用いたしました」

約67万人(2009年6月1日現在)もの会員を抱える専用モバイルサイト「一番くじ倶楽部」(http://kuji-club.jp/)でも、「全賞コンプリートするまで引いてやる~~~~」、「立体化は難しいと思っていたので、フィギュアになったのを見てびっくりしました」、「待ちに待ってたジョジョくじの登場ですね!」と、喜びの声が多数寄せられている。
もう、世の中が待望していたと言っても過言ではない。

この一番くじは、料金が1回500円。全国のコンビニエンスストア(一部店舗を除く)等で展開され、上記の専用モバイルサイト「一番くじ倶楽部」(http://kuji-club.jp/)で実施される店舗の検索が可能。

この不況の世の中。自分の懐具合を考えて、物欲を抑えたいという気持ちもチラっとよぎったが、それも「無駄無駄無駄ァ!!」という感じだろうか。
興味を持たれた方は、お試ししてみては?
(寺西ジャジューカ)
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