そして、新たに興味深い記念日が誕生。それは8月2日に制定された「バブリシャスの日」! 8月2日(8・2)を“バブ”と読むことから、今年からは8月2日がバブリシャスの日だ。
2007年1月に発足し、フーセンガムを膨らませて遊ぶ楽しさを伝えてきた、フーセンガムの部活動「バ部」の存在をご存知だろうか?
この「バ部」が設立当初より悲願!? としていたのは、バブリシャスの日を記念日として登録すること。それが今年の5月29日に日本記念日協会より正式に認可されたというから、こりゃめでたい。
ちなみに、現在「バ部」に在籍しているのは、約8,300人。
公式ウェブサイトを中心に展開してきた、この部活動。入部するには、まずウェブでエントリーし、部員証を発行してもらう(不定期に実施するイベントでも入部可能)。
今までにもバ部はいくつかのイベントを行っており、そのひとつが「バブル甲子園」。
昨年の7月に行われたこのイベントの内容は、各チームがどれだけ大きなフーセンを膨らませることができるか競い合うというもの。当日は、各部員が8センチ以上のフーセンを目標にチャレンジ。
しかも、このバブル甲子園に向けては前日からカゲ練(カゲでこそこそ練習すること)を行い士気を高めていたというから、熱い。
この合宿を指導していたのは、バ部の首脳陣。この部には指導者も在籍しているのだ。それは熱血派の和田翼コーチと、爽やか派の雨宮徹コーチ。
彼らは、フーセンガムの様々なトリックをマスターしていて、膨らませ方を指導してくれる。そして、このトリックを習得していくごとに部員達のランクも上がるという。
バ部には年3回の試験があり、新しいトリックを開発したり、難易度の高いトリックを習得して、VTRや写真などに撮影して応募すると部員としてのランクが上がっていく。
まずは「一般部員」からスタートし、それが「シルバー」→「ゴールド」→「マスター」→「キング/クイーン」と、どんどん昇級していく。
バ部で現在認定されているトリックの数は40種以上。
・顔より大きなフーセンを作り、そのまま破裂させて顔面にくっつける「フクメン」
・フーセンガムに紙コップなどを粘着させて、持ち上げる「リフトバブル」
・フーセンを作ったら顔を上に傾け、舌を使ってフーセンを押し上げ、鼻まで持ち上げる「ピエロ」
など、こんなにフーセンガムにテクニックがあったなんて知らなんだ。
そのバ部の記念日とも言うべき「バブリシャスの日」。
きっとポップなことをするに違いない、この記念日での展開を期待したい。
(寺西ジャジューカ)