「デジタル放送は見られるのか」と販売会社に聞いたところ、「テレビじゃなくて、デジタルフォトフレームですよ」と言われてびっくり。紛らわしいがおもしろいこの製品を今回は紹介する。
デジタルフォトフレームって、知っている人は多いと思うが、一応どういうものか説明すると、デジカメやビデオカメラで撮影した写真や動画データを記憶したメモリーカードを本体カードスロットに差し込むと、それらが画面上で再生するデジタルの卓上写真立てだ。興味のある方はコネタ記事「もう写真はプリントしない時代?!」を参照。
さて、製品名はテレビでもないのに『snap-TV』と言う。サイズは11.5×7.1×8.2センチ、重さ190グラム。フォトフレームの割りに厚みがあり、形としてはフレームというより携帯用の目覚まし時計のようだ。実際、時計やアラーム、カレンダー機能が付いている。
モニターサイズは3.5インチ、フォトフレームとしてはやや小柄。ただ、写真を再生するだけではない。スピーカー内蔵なので、音楽を流すこともできるし、動画再生も可能。
第一印象として使ってみたい場所は、枕元。
あと、リモコンが付属しているので、ベッドでゴロゴロしながら見るにはとても便利だ。筆者のような怠け者にはピッタリ。パソコンで見るよりずっと楽チン。極楽、極楽。
と、こんな感じで使える製品だ。コンパクトで外観が癒し系なので、カバンに入れていって友達に写真を見せるのに使ったり、プレゼントにも良いかも。是非、『snap-TV』で和んでください。
(羽石竜示)