『ココロの救急箱』(マガジンハウス)、『相手の心を絶対に見抜く心理術』(海竜社)等の著者、ゆうメンタルクリニック院長で精神科医の、ゆうきゆう先生に聞いたところ、「単にバストが好きで、バストの話題を出したいだけです。言い切ります」とキッパリ! その根拠は……。
「『絶対巨乳ムリ!』という男性は聞いたことがありませんし、逆に巨乳が好きな男性でも『絶対微乳ムリ!』というわけではありません。たいていの男性は、『まぁどちらでもいい』か『どちらも好き』の2グループに分けられます」
って、あまり2つに分けられていないけれど……(笑)。
「ただ、巨乳の絶対数が少ないので、巨乳がもてはやされているように見えるだけです。男性誌のグラビアにグラマラスな女性が多いのは、ただ単に『珍しいからグラビアに載せている』のです。たいていの男性は、『サイズにそこまでのこだわりは無い』のです」
そんなもんなのか……。
「『小さいほうが好き』『大きいほうが好き』と言っても、『好き度100と好き度120』程度の違いでしかありません。そして、あえて『微乳好きを主張する』のは、ただ単にバストの話題を出したいだけに他なりません。しかし『俺、巨乳が好きなんだよね』『俺、バストが好きなんだよね』と言った場合、大多数の女性からひんしゅくを買うのが目に見えています。そこで、『小さいほうが好き』と、あくまでも好みの話題であるかのように話すわけです」
これは、「俺はうどんより蕎麦が好き。
ノッてあげるのも、流してあげるのも、あとはお好みで。
(田幸和歌子)