「2012年 地球滅亡説」で話題になっているマヤの予言。映画『2012』も公開し、ますます注目の的だ。
私はマヤへの知識はないが、「地球滅亡説」は、やはり気になる。

そんなとき、「マヤ占い」なるものを知った。しかも『エキサイト電話占い』で鑑定できる! これはいろいろ聞いてみたい。さっそくマヤ占いの弓玉(みろく)先生へ、インタビューを兼ねて、電話占いを初体験。すると、驚きの鑑定結果に……。

その前に、マヤ占いの簡単な解説を。
まずマヤ神聖暦の一年の暦は、太陽暦のカレンダーとは異なる260日。20のデイサインと1~13までの数字が順に組み合わされた260通りのパターンで形成されている。それぞれ意味を持つデイサインや数字は、自分の生年月日で決まり、そこから、その人本来の運命や性質、より良い未来や方向性を読み解くのが「マヤ占い」だ。

弓玉先生にはあらかじめ、私の名前と生年月日を伝えてあったのだが、先生は開口一番、「香さんは、カオリさんでいいんですよね?」と尋ねてきた。

「はい。カオリですけど……」

「マヤ暦でデイサインを調べたことあります? すごいんですよ。
香さんの占いをしてビックリしたんです。香さんのデイサインは、香なんですよ!」

弓玉先生によると、水、鹿、ワニ、嵐など、さまざまな20個のデイサインの中に「香」も存在するそうで、その「香」が私のデイサインなのだとか。

「さらに香さんの数字は7。ピラミッドを1から上に登っていき、13まで降りてくるので7が頂点。だから7はすごくいいんです。それに名前も香。
まさに私のところに送られてきちゃったのかな、と(笑)」

たしかに驚きだ。20個のうち、自分の名前と全く同じ「香」がサインだなんて。ちなみにこれまでも、サインが「水」という人の名前が「泉」だったり、コンドルのサインを持つ人の名前が「翔」だったり、関連することはあったそう。

「マヤでは、その人が生まれる日を天から選んできます。香さんも理由があってつけられたのでしょうけど、香のサインのもとに生まれているのは、偶然じゃなく、選んでいる。ぴったりはなかなかいないですから、本当にビックリです。
ちなみに香は“天界の頭脳”という意味。アイデア、発想力のことです。年齢は違いますけど、著名人で“香の7”を持つのは現在私が知る限り、宮崎駿さんだけです」

へー! 選んできている上に、宮崎駿氏と同じサインと数字! あんな偉大な人と同じとは嬉しいものだ。そして、驚きがもうひとつ。

「一年間を見守る役目をする守り手が4つあり、香もその守護者のひとつ。マヤ語で『カバン』というんですが、実は2012年がカバン=香の年なんです! カバンには地震、地球という意味があるんですよ。
さらに、生命の躍動するリズムや動き、大地を揺るがすパワーやアイデアという意味も。そのカバンが2012年の守護者であることが、地球滅亡説につながっているんです」

なるほど……。

「マヤで5125年の長い周期が終わるのが2012年、12月21日。マヤの基本である絵や写本に象徴されるのは、地震や地球。そこに、2012年に、5125年の終わりが絡んでくる。この絡みの意味がわからない人は、『これは大変だ』と読み解いたのでしょう。
さらにアステカ神話説や地球の磁場逆転説などもでていて、『2012年はやっぱり何かが起こる』となったでは」

そう話す弓玉先生は、2012年の予言に独自の見解がある。

「占い師としてみると、2012年はマヤの神様ククルカンが地上に戻り、地上を救う年です。そうなると世の中が変わる。大きなことが起きて静まり、本来眠っていた頭脳やアイデアが地上に満ち溢れてくる。今までの人間の物質的価値観が破壊され、新しい世界が始まる。大きな変革のときに間違いはないですね」

というと、悪い意味ではなさそうだが。

「巨大地震だとか、悪い意味に捉えられがちですけど、私は楽しみです。新しい時代がはじまる年が、香=カバンであることに意味がある。そして香さんの数字の7はマヤの解読で鏡(Reflective)、二面性の働きをしているんですね。常に上下左右を映し出す鏡の世界を意味している。つまり7が2012年の力、バランスなんですよ。私は予言者ではないですけど、キーポイントはカバンの7。ね、すごいでしょう? カバンの7である香さんが2012年をどう過ごすかにもシンクロします。それに、このインタビューを香さんがするのも偶然でなく、2012年に向かっての予兆なんですよ」

なんということ!! 結局、地球滅亡説は捉え方の問題のようだが、自分にとっての2012年はかなり重要な年になりそう……。

マヤ占いを知らなかった私だが、名前のつながりもあり、納得することばかり。しかも、これから運気もあがるとのことで、楽しみになってきた。みなさんも「マヤ占い、気になる~」という方は、ぜひ。思わぬ発見があるかもしれません!
(田辺 香)