魚が拾えるって……? 謎がいっぱいのまま宮古島出身の知人に聞いてみると、「あるね~。魚が落ちているので石みたいに拾えるよ。でも冬だけしか魚は落ちてないよ」って、そんなにフツーのことなんですか?! その知人はなんで落ちているかは知らないというので、宮古島の観光協会に詳しくきいてみました。
問い合わせてみたら、「魚が落ちているのは、海の水温が低くなるからです。魚は寒くて気絶するんですよ」と観光協会の女性。
気絶するほど寒いって! 南の島でそんなに寒くなることなんてあるの? と思ったら、気温13度を下回るくらいになったときだけだそう。なんだ東京の12月の気温じゃないですか。どうやら沖縄地方ではそんなに寒くなることがないため、魚が寒さになれていないのだそう。
早朝の寒いうちに行けば、まだ魚が寒さで気絶したまま、海岸に無数に打ち上げられているのが見られるそう。もちろん生きているので新鮮だから、拾って食べることもできちゃうんですねぇ~。う~ん、うらやましい。
魚が気絶するくらい寒くなるのは、一年でも数回あるかないかの確率。
(カシハラ@姐御)