とある複合リサイクルショップが、最近、注目を浴びている。それは、千葉・東京・埼玉で展開している「エンターキング」の「千葉美浜店」。
同コンセプトをそのまま採用した、今月10日にオープンしたばかりの「エンターキング習志野店」を見てみると……。
持ち寄りのトレーディングカードやDSなんかのゲーム機で遊ぶことができるプレイスペース。ここでは、オセロや将棋、囲碁、トランプも無料で貸し出ししていて、手ぶらで来ても楽しめる。また、WiiやPS3のゲーム試遊機や、CDの視聴機、座りながら本を読めるソファ、Wi-Fi通信による対戦や、インターネットができるパソコンも3台設置。携帯電話やゲーム機の充電端末も数本用意されている。これは地味にけっこううれしい。
さらに、遊び疲れたなんてときには、マッサージチェア! まで用意されていて、いたれりつくせり。
「休憩や暇つぶしで立ち寄ったり、待ち合わせや、買い物帰りにちょっと、といった方にもご利用いただければ」と、「エンターキング」を運営する株式会社サンセットコーポレイションの中野亜季さん。また、お子さん連れの方がゆっくり買い物ができるように簡易のキッズルームや、さらに、たとえ1点でも品物を売るとドリンク1杯無料、といったサービスも。ドリンクを飲みながら、査定を待つこともできる。
本屋から図書館、マンガ喫茶、CDショップ、公民館なんかで展開している各サービスのいいとこどりの内容だ。
(株)サンセットコーポレイションは、「エンターキング千葉美浜店」のオープンを皮切りに、同形態の鎌ヶ谷店、習志野店といった新店舗をオープンしたり、既存店でも“無料で楽しめるスペース”を拡大させている。
店舗によっては違いはあるが、4月現在、全33店舗中の8店舗で、こういった何かしらの無料サービスが導入されている。
「たとえその場で買っていただかなくとも、商品との“出会い”の場を提供することによって、『お金がなくても楽しめる店』は『お金がある時にも立ち寄りたい店』への可能性を秘めていると考えています」とは(株)サンセットコーポレイション・丹野社長のコメント。
実際、千葉美浜店のデータを見てみると、購買客数前年比でオープンから3カ月で、30代以上の顧客が139.4%と大幅アップとなっている。無料スペースを提供している8店舗全体の前年比も117.3%とアップ。
以前は、高校生などの10代後半からサラリーマンといった20代のお客さんが多かったそうなのだが、主婦の方や家族連れの姿も見受けられるようになったという。
この無料サービスには、失われつつある子どもたちの遊び場の提供や、性別・年代問わず、地域コミュニティーの活性化のきっかけづくり、といった意味もこめられている。
夕方になると、学校帰りの子どもたちが「プレイスペース」にやってきて、交流の場となっていたり、店舗によっては、トレカの得意な店員スタッフさんが参加したりと、すでにコミュニティが広がりつつある。
「プレイスペースで、世代の違うおじいちゃんと子どもが囲碁とトレカ(!)を教えあったりといった形も実現できれば」と中野さんはおっしゃっていたが、そんな姿を実際、見ることができたらなんかうれしい。
お客さんを楽しませるために、さらに新しい試みも考えているという「エンターキング」にますます目が離せません。
(エキサイトニュース編集部)
ゲーム、トレーディングカード、書籍やマンガ、DVD、CD等を扱うリサイクル店としては特に変わったところはなさそうだが、去年9月にオープンしたこの旗艦店は、「お金がなくても楽しめる」をコンセプトとしており、無料のサービスがなんとも充実しているのだ。
同コンセプトをそのまま採用した、今月10日にオープンしたばかりの「エンターキング習志野店」を見てみると……。
持ち寄りのトレーディングカードやDSなんかのゲーム機で遊ぶことができるプレイスペース。ここでは、オセロや将棋、囲碁、トランプも無料で貸し出ししていて、手ぶらで来ても楽しめる。また、WiiやPS3のゲーム試遊機や、CDの視聴機、座りながら本を読めるソファ、Wi-Fi通信による対戦や、インターネットができるパソコンも3台設置。携帯電話やゲーム機の充電端末も数本用意されている。これは地味にけっこううれしい。
さらに、遊び疲れたなんてときには、マッサージチェア! まで用意されていて、いたれりつくせり。
「休憩や暇つぶしで立ち寄ったり、待ち合わせや、買い物帰りにちょっと、といった方にもご利用いただければ」と、「エンターキング」を運営する株式会社サンセットコーポレイションの中野亜季さん。また、お子さん連れの方がゆっくり買い物ができるように簡易のキッズルームや、さらに、たとえ1点でも品物を売るとドリンク1杯無料、といったサービスも。ドリンクを飲みながら、査定を待つこともできる。
本屋から図書館、マンガ喫茶、CDショップ、公民館なんかで展開している各サービスのいいとこどりの内容だ。
(株)サンセットコーポレイションは、「エンターキング千葉美浜店」のオープンを皮切りに、同形態の鎌ヶ谷店、習志野店といった新店舗をオープンしたり、既存店でも“無料で楽しめるスペース”を拡大させている。
店舗によっては違いはあるが、4月現在、全33店舗中の8店舗で、こういった何かしらの無料サービスが導入されている。
「たとえその場で買っていただかなくとも、商品との“出会い”の場を提供することによって、『お金がなくても楽しめる店』は『お金がある時にも立ち寄りたい店』への可能性を秘めていると考えています」とは(株)サンセットコーポレイション・丹野社長のコメント。
実際、千葉美浜店のデータを見てみると、購買客数前年比でオープンから3カ月で、30代以上の顧客が139.4%と大幅アップとなっている。無料スペースを提供している8店舗全体の前年比も117.3%とアップ。
以前は、高校生などの10代後半からサラリーマンといった20代のお客さんが多かったそうなのだが、主婦の方や家族連れの姿も見受けられるようになったという。
この無料サービスには、失われつつある子どもたちの遊び場の提供や、性別・年代問わず、地域コミュニティーの活性化のきっかけづくり、といった意味もこめられている。
夕方になると、学校帰りの子どもたちが「プレイスペース」にやってきて、交流の場となっていたり、店舗によっては、トレカの得意な店員スタッフさんが参加したりと、すでにコミュニティが広がりつつある。
「プレイスペースで、世代の違うおじいちゃんと子どもが囲碁とトレカ(!)を教えあったりといった形も実現できれば」と中野さんはおっしゃっていたが、そんな姿を実際、見ることができたらなんかうれしい。
お客さんを楽しませるために、さらに新しい試みも考えているという「エンターキング」にますます目が離せません。
(エキサイトニュース編集部)
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