室内犬を飼っていて煩わしいのがトイレシートの交換。しかも、使い捨てタイプで、365日毎日取り換えなければならないので、経済的にバカにならない。
この不経済な行為から脱却するためのアイテムはないのか。

「洗濯できるトイレシート」があると早速聞いて調べてみた。そのアイテムとは『プーチパッド(犬の洗濯OKトイレシート)』(sumainu販売)というもので、アメリカの介護用品会社による特殊製法で製造。少量の洗剤と湯洗いで300回以上の繰り返し使用が可能だ。

また、吸収力、消臭力にも優れる。
「米国のデュポン社が開発した特殊な吸収素材(ComforSorb XM)を使用しており、オシッコのアンモニア分を吸収して分解、さらに雑菌の繁殖を抑制します」(sumainu)
3層構造で、Lサイズのプーチパッドで約1.4リットル相当の尿を吸収。一番下の層は防水性の高い生地を使用している。そして、同素材の繊維には恒久的に機能する抗菌剤が入っており、それが細菌の増殖を抑制することで悪臭を軽減するのだ。

ちなみに、一般的に使い捨てトイレシートの年間使用量と価格はどのくらいか。
「犬のサイズにもよりますが、年間で最低365枚、犬のイタズラで破けたりすることも考慮すると、それ以上の枚数が必要でしょう」(同)
小型犬用レギュラーサイズのトイレシートで1枚15円で換算すると、365×15で計5475円となる。対して、プーチパッドの同等サイズだとSサイズ1枚2600円なので、かなり経済的である。

ユーザーの実際の評判はどうか。

「大量のペットシーツがゴミとなっていることを危惧するエコ意識の高い愛犬家、かさばるペットシーツを購入することにウンザリしている愛犬家などに好評です」(同)
使い方もさまざま。車載マットやクレート内に敷くマットとして、さらに、老犬介護用に使ったりと、『プーチパッド』はいろいろな用途で活躍しているようだ。

トイレシートを含め、使い捨て商品の使用をなるべく減らして、イヌだけでなく地球にもやさしくしましょう!
(羽石竜示)
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