最近リリースされた鼻毛が出ている友人や知人に、その事実をメールで知らせることができる専用サービス「鼻毛通知代行サービス チョロリ」。どんな人がこんな不思議なものを作ったの? と思ったので、さっそく開発元に電話して制作者に聞いてみた。


答えてくれたzizoの川口智士さんは、チョロリを開発した方。会社を立ち上げたばかりの頃、色々な企画の中でいたずらっぽいけど、いたずらでないギリギリの線で一番ワクワク感があると思ったそう。「たまたまドメイン取得サイトのタイムセールでhanage.infoが50円でとれたんです。そこでたった1行の企画書を膨らまして、メールでどんな内容で送るかとか、仕様とか、上司か部下かとか選んで2時間くらいブレストして1週間足らずで作りました。プログラミングは実質3時間、デザイン2~3日、製作費50円」でできたんだとか。

そんな思いつきで作ったサービスが、ツイッターで広がって今では1週間で12万PVにもなっているそう。
「誰も今まで作ってないサービスだったし、何より会社作ったばかりで仕事がなくて時間があった。最初は鳴かず飛ばずかと思っていたのに反響があって驚いています。本当に遊びで作っただけでしたから。でもユニークで面白い事をしようという発端で会社を作ったので嬉しい」と川口さん。

川口さんは、実際は鼻毛が出てても教えない方だとか。「言ってしまって怒られても嫌だし黙っておくけれど、でもでも気になるしチラチラ見ちゃう」と、開発者ならではの本音も。

大反響にあちこちからオファーもあるそうですが、今後は、この「鼻毛通知代行サービス チョロリ」の英語版と中国版が出る予定だそう。「冗談の分かる人が毎月5万ユーザー見ているんで、これからも多言語化で世界中の鼻毛を抜いていきたい」と熱い豊富を語ってくれました。
世界中の鼻毛をチェックって、大きな野望ですね!
(カシハラ@姐御)