日本人ならご飯の味には一家言ある人も多いと思うが、米どころの人たちのこだわりはひとしおなものがある。
そんなこだわりが反映された電子レンジ専用炊飯器が発売された。
電子レンジ専用炊飯器自体は、最近ではめずらしくないが、
「すでに市販されているものは、炊いたときにお米のシンが残るものも少なくなく、米どころのメーカーとして納得できるものではありませんでした」
というのは、商品を販売する株式会社森井の担当者。
「sumikama“炭器”」のおいしさの秘密は名前のとおり、“炭”にある。竹炭を入れるとごはんがおいしくなるという話は以前からあるが、同社では『究極の炭 健康法』(新潟薬科大学及川紀久雄教授と京都大学石原茂久名誉教授の共著/マキノ出版)という本のなかで科学的にも実証されていることを知り、商品に使うことを決めたそう。
材質は国産の竹炭パウダー入りポリプロピレン。なんでも相当な量の国産竹炭パウダーを入れており、容器の黒い部分は竹炭だけで色を出しているという。竹炭のおかげで遠赤外線がなめらかに放射されるのも特長だ。
1~2合用なので、とくに1~2人暮らしの人には便利。炊飯器にごはんが少し残っていて、ちょっとだけ炊きたいときなどにも使えるので、すでに炊飯器を持っている人やファミリーも重宝するはず。内蓋は水切りができる仕様で、米研ぎが簡単なのも嬉しい。
また、炊飯器で炊いたごはんをずっと保温しておくと、においが強くなったり、お米が黄ばんだり、乾燥することなどがあるが、これは保温によって長時間高温状態が続き、ごはんが劣化するのが原因。
「世代ごとに食事の時間がちがう場合や旦那さんの帰りの遅い家庭など、いつでも好きな時間に炊きたてに近いごはんが食べられます」
さらに節電効果もある。「sumikama“炭器”」で炊いて「ohitsu“炭器”」で保存し、食べるときに電子レンジで温めた場合、炊飯器利用に比べて8割程度の消費電力で済む(※2合を12時間保存した場合。メーカーや機種の差あり)。保存だけの比較なら、約4分の1にもなるので、炊飯器で炊いて、「ohitsu“炭器”」で保存するのもありだろう。
形状にもこだわり、テーブルに置いただけで美しいデザインは国内外で活躍する工業デザイナー、山田耕民さんによるもの。商品は全国のキッチン用品を扱うショップなどで、7月1日から販売。「sumikama“炭器”」は2,100円。「ohitsu“炭器”」は1,260円~2,625円だ。
味と見た目と使い勝手のバランスを追求したこだわりのひと品。値段も手ごろなのでひとつあると、何かと使えそうです。
(古屋江美子)
そんなこだわりが反映された電子レンジ専用炊飯器が発売された。
それが「sumikama“炭器”」。作ったのは、日本を代表する米どころ、新潟のメーカーだ。
電子レンジ専用炊飯器自体は、最近ではめずらしくないが、
「すでに市販されているものは、炊いたときにお米のシンが残るものも少なくなく、米どころのメーカーとして納得できるものではありませんでした」
というのは、商品を販売する株式会社森井の担当者。
「sumikama“炭器”」のおいしさの秘密は名前のとおり、“炭”にある。竹炭を入れるとごはんがおいしくなるという話は以前からあるが、同社では『究極の炭 健康法』(新潟薬科大学及川紀久雄教授と京都大学石原茂久名誉教授の共著/マキノ出版)という本のなかで科学的にも実証されていることを知り、商品に使うことを決めたそう。
材質は国産の竹炭パウダー入りポリプロピレン。なんでも相当な量の国産竹炭パウダーを入れており、容器の黒い部分は竹炭だけで色を出しているという。竹炭のおかげで遠赤外線がなめらかに放射されるのも特長だ。
1~2合用なので、とくに1~2人暮らしの人には便利。炊飯器にごはんが少し残っていて、ちょっとだけ炊きたいときなどにも使えるので、すでに炊飯器を持っている人やファミリーも重宝するはず。内蓋は水切りができる仕様で、米研ぎが簡単なのも嬉しい。
また、炊飯器で炊いたごはんをずっと保温しておくと、においが強くなったり、お米が黄ばんだり、乾燥することなどがあるが、これは保温によって長時間高温状態が続き、ごはんが劣化するのが原因。
その対策として、残ったごはんは同シリーズのおひつ「ohitsu“炭器”」に移して、冷蔵(長期間の場合は冷凍)しておき、食べる直前にレンジで温めるのもおすすめとのこと。
「世代ごとに食事の時間がちがう場合や旦那さんの帰りの遅い家庭など、いつでも好きな時間に炊きたてに近いごはんが食べられます」
さらに節電効果もある。「sumikama“炭器”」で炊いて「ohitsu“炭器”」で保存し、食べるときに電子レンジで温めた場合、炊飯器利用に比べて8割程度の消費電力で済む(※2合を12時間保存した場合。メーカーや機種の差あり)。保存だけの比較なら、約4分の1にもなるので、炊飯器で炊いて、「ohitsu“炭器”」で保存するのもありだろう。
形状にもこだわり、テーブルに置いただけで美しいデザインは国内外で活躍する工業デザイナー、山田耕民さんによるもの。商品は全国のキッチン用品を扱うショップなどで、7月1日から販売。「sumikama“炭器”」は2,100円。「ohitsu“炭器”」は1,260円~2,625円だ。
味と見た目と使い勝手のバランスを追求したこだわりのひと品。値段も手ごろなのでひとつあると、何かと使えそうです。
(古屋江美子)
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