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π=3でいいんだ、3.14とか細かいこと気にしなくていい〈祝・星雲賞 鹿野司インタビュー〉part1

π=3でいいんだ、3.14とか細かいこと気にしなくていい〈祝・星雲賞 鹿野司インタビュー〉part1
『サはサイエンスのサ』鹿野司/2010年 早川書房)<br />本書は『SFマガジン』誌上にて好評連載中の同名記事からより抜きし、加筆修正を加えた科学エッセイ集。クローン技術に対する誤解や、科学と宗教の共通点について、エコロジーの真実、果ては人間の心のありように至るまで、科学という枠を越えてテーマは多岐に渡る。たしかな科学的知識と、著者特ならではの独自すぎる視点は、これまでの思い込みを気持ちよくくつがえしてくれるはず。表紙イラスト、および本文カットは著者の盟友とり・みき。
去る7月10日、第42回星雲賞が発表された。以前、エキサイトレビューの記事〈なぜ「この程度の放射能汚染は安全」という学者が多いのか〉でも紹介した科学エッセイ集『サはサイエンスのサ』が、見事、ノンフィクション賞を受賞した。やった~。この受賞をきっかけに、著者である鹿野司さんに普段から気になっていることをいろいろ聞きに行ってきた。

オレは左手がどっちかわからない

──まずは、御著書の『サはサイエンスのサ』が星雲賞ノンフィクション部門を受賞されまして、おめでとうございます。
鹿野 ありがとうございます。
──いきなりシロウト丸出しでお聞きしますけど、星雲賞ってなんなんですか?
鹿野 ああ……正確なところはググってもらったほうがいいんでないのと思いますけど、SF大会を運営している「日本SFファングループ連合会議」っていう組織があって、そこが毎年、前年度に発表されたSF作品の中から選ぶ賞ですね。
──ということは、星雲賞は偉い人によって与えられるのではなく、SFファンの手で選ばれる、というのがポイントなんですね。やはり星雲賞は憧れでしたか?
鹿野 もしなんか賞がもらえるなら、それがいちばんうれしいとは思ってたかなあ。ぼんやりと。ただ、そもそもオレなんて、賞なるものをもらえたりする発想自体がなかったんで、ホント、望外のよろこびというか、ちょううれしいの。
──下世話なことをお聞きしますが、賞金は……?
鹿野 ありません(笑)。賞状と、なんかシャレの効いた副賞があると思うけど。SF大会の開催地にちなんだ何かかな。

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2011年8月23日のレビュー記事

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