『AKB48』の総合プロデューサーとしても知られる放送作家で作詞家の秋元康氏(55)の人気小説「象の背中」が、韓国でドラマ化されることが22日にわかった。

同小説は2006年に発表された長編小説。
肺がんのため余命半年と診断された48歳のサラリーマンがと、その崩壊寸前だった家族の生きざまを描き、07年には役所広司(56)主演で映画化もされたほか、アニメ化もされている。

そんな同作が、韓国の大手テレビ局JTBCで「ハッピーエンディング」というタイトルで、韓国の人気俳優らを迎え、ドラマ化されることになった。
主演を務めるのは俳優のチェ・ミンス(49)。人気ドラマ「砂時計」や日刊合作映画「ソウル」などにも出演する、韓国ではいわずと知れた国民的人気俳優だ。
その他妻約には女優のシム・ヘジン(45)、歌手のイ・スヨン(33)らが出演する。


今回のドラマを総合プロデュースする「ロゴス・フィルム」代表のイ・ジャンス氏(52)は、韓国のトレンディドラマの火付け役として有名で、日本の韓流ブームをけん引したドラマ「美しき日々」や「天国の階段」なども手掛けている。

ジャンス氏は、今回の「象の背中」の韓国でのドラマ化について、「3年前に秋元康先生の小説を読み、大変感動しました。秋元先生は作詞家であると同時に放送作家としてTV番組や映画の企画&構成を手掛け、著書も数多くあり、何よりも『AKB48』の総合プロデューサーもなさっている。本当に多才な方で韓国にはいない存在。そんな先生の原作をドラマ化するのはとても身が引き締まる思いです」と意気込みを語っている。
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