『ポニーテールとシュシュ』というナンバーがあるが、名曲だ。最近はナカナカ見ないヘアスタイルだけど、やっぱりポニーテールは良かった。
もちろんAKBも良かったし、ポニーテールの魅力も再認識。

ただ、こっちのヘアスタイルも好きだったりして。たまらない。「ツインテール」のことを、私は言っている。可愛らしいっちゅうか、萌えるっちゅうか……。
そして皆さんは、こんな組織をご存知でしょうか? 今年の2月2日に発足したのは、その名も「日本ツインテール協会」。

「ツインテールの『ツイン』を意味する2、それが2つ重なっているということで2月2日を選びました」(同協会・担当者)
この日は、日本記念日協会から「ツインテールの日」として認定されているという。

そして、ツインテールの歴史と現在の人気について。
「ツインテールは古くから二つ結いとして日本でも馴染みのあった髪型ですが、80年代以降はアニメや漫画といったサブカルチャーと結びつき独自の発展を遂げてきました。今、『Cool Japan』という言葉が日本では掲げられていますが、まさにその世界観から飛び出してきたのがツインテールだと私たちは捉えています。さらに昨今では、AKB48の渡辺麻友さんやももいろクローバーZの玉井詩織さんなど、ツインテールが国内で存在感を増してきています」(担当者)
意外に思われるかもしれないが“ツインテール愛好家”やファンは非常に多く、ホームページの開設から僅か10日間で約20万人が訪問を果たしたという。
「単純に、元気のない日本、強いては世界に『ツインテール』という新しい楽しみを提案したい! だって女性が綺麗になることは、皆にとってハッピーなはずですから」(同協会・会長)

なるほど。
意気込みは十分伝わって来るし、そのコンセプトには200%同意! では、同協会ではどのような活動を行っていくつもりなのか?
「ツインテールをより身近に感じて頂くため、まずはホームページ上における“美少女スナップ”の更新を。また、ツインテールをより多くの方に意識して頂くためのイベント運営(ツインテール絵師を募るイラストコンペや、ラフォーレ原宿でのツインテールオーディションなども開催いたしております」(担当者)

そして毎年訪れる“ツインテールの日”には、何かしらのイベントを予定しているという。
「ツインテールの日は『男性は心惹かれる女性に2本のゴムを渡し、女性はその思いに対してツインテールで応える』というイベントの日であると協会は捉えています」(担当者)
ツインテール協会は、2月2日をハロウィンやバレンタインデーに並ぶような心ときめく日にしたいと考えている。どんなイベントが開催されるかは検討中だが、ツインテール愛好家にはたまらない一日になるはずだ。

そして、最後に一つ。サブカルチャーとの親和性からか、ツインテールに対し「若い女の子がハマる髪型」というイメージを抱いていた私。
こんな安直な捉え方をする輩こそが、彼らにとっての地雷だったようだ。
「ツインテールに年齢は関係ありません。そうした偏見からツインテールを解放するために、私たちは活動を続けています」(担当者)
訂正を促しつつ、熱い気持ちで決意表明も。心打たれた。

そうと分かれば、2本のゴムを持ちつつ2月2日まで待機だ! ……というか、日常的にツインテールが世に溢れる世の中になるといいなぁ。
(寺西ジャジューカ)