このニコニコ動画、先月末に行われたニコニコ動画の新サービス記者会見において、サービスの総称を「ニコニコ」から「niconico」に変更することが発表された。今後、海外ユーザーを視野にいれたグローバルな展開を狙う心意気のあらわれともとれる。
まだまだ利用者数は本家サイトに及ばない海外版「Niconico」だが、本家「ニコニコ動画」とは微妙に違った展開を見せている。今回は、海外版ニコニコ動画がどんな感じなのかを紹介してみる。
ニコニコ動画の海外版サイト名は「niconico」。サイトは赤と黒を基調としたデザインで、本家ウェブサイトよりもややスタイリッシュな印象となっている。筆者はこのデザインは、海外でも人気の高い、赤い彗星シャア・アズナブルがコンセプトとなっているのではと、勝手に推測している。
主なコンテンツは、コメントを投稿できる動画(Video)、および生放送(Live)の2つ。海外版だけに、当然、コメントは英語なのだが、本家同様、スラング的な言葉も多数飛び交っている。例えば、本家「ニコニコ動画」の場合、笑ったことをあらわすコメントに「wwww」と、アルファベットのwを並べるものがあるのだが、海外版の場合、これの代わりに「LOL(Laughing Out Loud(大声で笑う)の略で、ネット上でよく使われるスラング)これ以外にも、「Whoa!(すげえ!)」「I love it(超好き!)」「Cool!(かっちょいー)」などのコメントが多数みられ、視聴者間で盛り上がってる感じは本家と変わらない。