……そういや、あんまり自分でスイカって買ったことないかも。なんか、切るのがメンド臭いんだよねえ。
そんな時、これがあればメチャクチャ助かりそう。1819年にスイスにて設立されたキッチンアイテムのメーカー「KuhnRikon社」が開発した、その名も『スイカナイフ』が話題になっているのだ。
このナイフ、かなりスグレものらしいんです。もう商品名そのままだけど、まさに“スイカが切れやすいナイフ”として好評のようで。でも、どうしてスイカが切れやすいのか?
その理由は、いくつかある。まず、刃の部分はスイカが切りやすいよう凸凹にデザインされている。よって余分な力を使わず、誰でも簡単にスイカを切ることができる。また、刀身に施されたシリコンコーティングは、切ったスイカをくっつきにくくしてくれているという。人間工学を考慮してデザインされたハンドルは、てこの力を活用して力を入れずにスイカを切ることができる。本体に合わせてデザインされたさやは、使用者の安全に加え、刀身の保護にも役立っている模様。
そんな『スイカナイフ』は、国内では5月よりYO-KO株式会社から発売されているのだが、今までにたくさんの反響が寄せられているという。
「通常、スイカは小さくカットして食べることが多いと思います。しかし、『スイカナイフ』を購入された方からは『このナイフで切って、豪快にかぶりついて食べています』、『アウトドアなどで、マンガチックに食べるのが夢でした』といったお声を頂きました」(「YO-KO株式会社」担当者)
実は『スイカナイフ』以外にも、ナイフのレパートリーがあるらしいのだ。ざっと挙げると、メロン、カボチャ、アボカド、リンゴ、イチゴ……。それぞれの専用ナイフには、どれも独特の機能が備わっているとのこと。
例えば、『メロンナイフ』は鞘の先端がメロンのタネを取り除くことができる形状になっているらしい。『カボチャナイフ』はカボチャの皮や実の固さに対応し、刃がのこぎり形状となっている。『アボカドナイフ』は、1本で「2つに切り分ける」、「種を取る」、「皮から取り出す」という3つの役割を果たすことができる。『アップルナイフ』は、焼きリンゴをつくる際、芯を抜くのに便利な機能を備えている。
「特に『スイカナイフ』と『メロンナイフ』はアメリカでの人気が高く、ニューヨークの近代美術館『MoMA』のセレクションにも選ばれているんです」(「YO-KO株式会社」担当者)
これらの各種ナイフは、「YO-KO楽天市場店」(http://www.rakuten.ne.jp/gold/yo-ko/kuhn/)等で購入することができる。『スイカナイフ』の価格は、3,150円(税込み)。
「『料理はただするものではなく、楽しむもの。
なるほど、確かに楽しそう。スイカを買って、サクッと行って、ガブッと行く。まさに、理想のライフスタイルじゃないですか。
よし、今から八百屋に行って来ようかな!
(寺西ジャジューカ)