リチャード ジノリ・アジアパシフィック株式会社は、イタリアのリチャード ジノリ1735社が1月7日に破産宣告を受けたというニュースについてコメントを公式サイトで発表した。

競合各社が生産拠点をアジアなどに移転する中、イタリアでの製造・生産を続けてきたリチャード ジノリ1735社だったが、業界の変化縮小、景気の減退、ユーロ危機などにより、昨年5月以来経営が悪化。
イタリアのリチャード ジノリ1735社では、アメリカのテーブルウェアブランドのレノックス社と再生買収計画を進めてきたが、今回の裁判所の決定により この再生買収計画は中止ないしは変更になる可能性が出てきている。

ただし日本市場に関しては同裁判所の特別措置により、今後も日本向けの生産、出荷は継続され、リチャード ジノリ・アジアパシフィック株式会社は日本市場における活動を継続する。また2013年3月末までにはイタリア リチャードジノリブランドは新オーナーのもとで再スタートをする予定、と発表している。
編集部おすすめ