bit

「人はなぜ笑うのか」を考えた哲学者たち【前編】

「人はなぜ笑うのか」を考えた哲学者たち【前編】
笑いは身近だが奥が深~い。
世の中を見渡すと、必ず誰かがどこかで笑っている。「動物の中で笑うものは人だけ」(アリストテレス)ということで、笑いという特権を大いに人は活用しているわけだ。それにしても何がなぜそんなに可笑しいのだろうか。そんな素朴な疑問にして難問に哲学者たちは古来より頭を痛めてきた。さて、彼らが出した答えは何だったのか。

西洋哲学のルーツ、古代ギリシャで早くも「笑い」について議論した哲学者がプラトンだ。滑稽さ(笑うべきもの)は一種の「劣悪さ」のことで、それは一般的には「自己を知らないこと」から発生する。そうした無知は災悪であるとも考える。そんな人たちの中でも
「力が弱くて、人から嘲笑されても仕返しができない者は、これを笑うべき者であると言えば、それで君は本当のことを口にしたことになるだろう」とのこと。
さらに、そんな力が弱くて災悪を抱えた人をなぜ笑うのかというと、その源は「嫉妬心」。
「友人の滑稽な点を笑うのは、他方からみれば、嫉妬の情に快感を混入しているわけで、つまりはその快を苦に混合していることになる。(中略)嫉妬は魂の苦痛であり、笑うことは快なのである」

お分かりだろうか。こう言い換えることもできよう。たとえば人は他者の能力や外見、財産に嫉妬を覚える。が、それらが自分より劣っていると見るや、苦(嫉妬心)が消えうせるようにして快(笑うべきもの)になるのである。プラトンはこのように嫉妬の心理メカニズムから笑いを説明している。19世紀のドイツ哲学者ニーチェもプラトン説を補足するようなことをたった一行で述べている。

あわせて読みたい

コネタの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

コネタニュースアクセスランキング

コネタランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2013年2月27日のコネタ記事

キーワード一覧

コネタとは?

B級グルメやネットで話題のネタを徹底リサーチ! 流行トレンドをおもしろい視点と大きな写真で毎日お届け。

その他のオリジナルニュース

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。