その名は、『ラインストーン デコレーション』(ブライトンネット)。
ペンがない場合、指先で直接画面をタッチして操作するわけであり、そう考えてみれば指先にはめて操作するタッチペンは理にかなっているのかも。実際にその感触を確かめてみるべく、同製品を使って見ることにした。
どの指にはめるかという問題がちょっと頭に浮かんだが、やはり常識的には人差し指であろう(サイズ的に親指と小指は無理っぽい)。安定感はどうかと心配だったが、とくにグラグラすることもなく、脱落することもなかった。さて、画面タッチしてみると、まずアイコンを押すのはまったく問題なく、指先でやるのとほぼ同じな感覚。
つぎに、画像を動かしてみた。ワイプは簡単にできたが、2本の指を広げることでその場所を拡大・縮小表示する(ピンチ)のがやりづらいことが判明。これをスムーズにするためには中指にも同製品をはめて行う必要があるかも。もっともタッチペンの主目的は文字入力などの細かい部分をタッチしやすくすることであろうから、ピンチのときは指から外して、指で直接操作すればいいのである。
機能性もさることながら、デザイン性から見て女性向けであろう(ハートマークも入っているし)。ネールアートのように指先のおしゃれはとくに若い女性の関心事。そうしたおしゃれの一環として、同製品を使うのもいいだろう。できれば男性向けのアイテムも揃えてくれると有難い。
画面タッチは今や日常的な動作になっている現在、さらに便利さとおしゃれさを追求する段階に入っていくのだろうか。
(羽石竜示)