シンガポールを中心にアジア各国で店舗を展開するパラダイスグループの人気中華レストラン「パラダイス ダイナシティ銀座店」が、6月17日、東京・銀座3丁目にオープン。
蒸籠にかわいらしく乗ってきた小籠包は全8種。見た目だけでなく味もユニークで、なかには、フォアグラや黒トリュフといった高級食材を使ったものもある。どれから食べようか迷っていると、「味の薄いものから濃いものの順で食べるとよいですよ」とのアドバイス。教えてもらった順番に従って、全8種を紹介しよう。
まずは定番、「オリジナル小籠包」。モッチリした皮の中にはスープがたっぷり。具は少々小ぶりで女性にも食べやすいサイズ。肉の旨味がしっかり出ているので、そのままでも十分だが、好みで千切り生姜と黒酢をつけてもいい。
鮮やかな緑色は「高麗人参小籠包」。天然由来の食用の色粉を使って縁起のよい翡翠色に仕上げているという。茶色は「フォアグラ小籠包」、シックに輝く黒色は「黒トリュフ小籠包」。
ちなみにシンガポールでの人気ベスト3は、1位オリジナル、2位チーズ、3位フォアグラ。初回はとりあえず「8種小籠包」を頼み、2回目以降は自分の好みだけを頼む人も多いそう。
中華の伝統的な技術と国際色豊かなシンガポールを融合させた中華レストラン「パラダイス ダイナシティ」。銀座店には約80種のフードメニューがあり、麺やご飯ものなども充実。スパイシーメニューも多いので、ビールも進むはず。調味料など一部に制約があるが、基本的には現地シンガポールの味を忠実に再現しており、とくに日本風にアレンジを加えたりはしていないとのこと。
銀座のど真ん中という好立地、スタイリッシュな内装ながら、値段は手ごろで、ファミリーもウェルカム。これまでになかった新しいスタイルのレストランといえそうだ。
さて、8色の輝く小籠包。あなたのお好みは?
(古屋江美子)