近年、日本の女性、特に主婦はより強くなった気がする。
みな、外でばりばり働きながらも家庭をしっかり切り盛りする。
今人気の「サラリーマン川柳」を見ても、その恐妻ぶりに驚くばかりだ。
日本の既婚男性は、みな口をそろえて、「自分の妻は世界一恐ろしい」と嘆く。
果たして、本当にそうだろうか?
世界には、日本の恐妻が「大和撫子」に思えてくるような恐ろしい女性たちがたくさんいる。
特にベトナムの女性は、日本人男性を恐怖のどん底へ落とす勢いの強烈さだ。
恐怖!ベトナムの恐妻ぶり
ベトナムでも、日本と同じく一部の男性は浮気をする。しかし、浮気を知った妻の夫への報復は、日本とは比べ物にならないほど凄惨だ。
ベトナムでは、「浮気をする根源を絶たねばならぬ」と、妻が夫のペニスを切り落とす事件がしばしば起こる。
現地の新聞には「夫の就寝中、妻がハサミで夫の男性器を切り落とした。原因は浮気」との見出しが踊る。
そんなわけで、就寝の際は両手でペニスを守るという哀れな男性もいる。
ちなみに、ペニスは切り落とされても、すぐに病院に持って行けばくっつけることができる。
それ故に、「医療レベルが高くないベトナムでも、ペニスの接合術に関しては世界一」と揶揄されることもある。
しかし、恐妻ぶりはこれだけに留まらない。
「夫の浮気相手が勤める会社を放火した」という事件や「浮気相手の女性を公衆の面前で身ぐるみはがし、全裸で町内を一周させた」というニュースも当たり前のように報道される。
さらに、「離婚した夫が再婚することを聞き、その復讐として再婚相手の女性のバイクに爆弾を仕掛けた。女性がバイクにまたがり、エンジンをかけた瞬間爆発し、女性は死亡。結婚式前日」こんな凄惨極まりない事件も報告されている。
これだけ見ると、ベトナム人女性は鬼にしか思えない。しかし、基本的には妻として夫にすべてを捧げる献身的な女性である。だからこそ、それを裏切る者への報復は容赦なく、夫の末路は惨たんたるものとなる。
彼女たちは、なぜここまでの危害を加えるほどに夫を愛するのだろうか。
その理由は、ベトナムの混乱の歴史の中に隠れているようだ。
ベトナムの混乱と女性たち
ベトナムは、15年にわたるベトナム戦争を筆頭に、フランス統治時代、中国の侵略など、破壊と混乱にまみれた時代を送ってきた。
家庭では、夫は戦争が起こるたびに兵隊へ駆り出され、妻は子供、家族を一身に守り続けてきた。
現在でも、妻は炊事、家事、洗濯、育児、家計を背負い、家族を命がけで守っている。夫1人を生涯愛し続け、その愛は深淵のごとしだ。
よく働き、しっかり守り、深く愛する。本当に、ベトナム人女性は妻として最高のパートナーである。
そのような背景もあって、ベトナム国内では女性の地位がとても高く、プライドも高い。
だからこそ、愛する夫に裏切られた時は、容赦なく残酷な制裁を加えてしまうのだ。
妻を尊重するベトナム夫、だけど浮気になると話は別?
しかし、「女が怖い」国は浮気が少ないのかというと、必ずしもそうではないだろう。
男女関係において、「浮気」はどの時代でもつきまとう問題だ。
かつて、有名芸能人が「浮気は文化」と言って世間から非難されたが、男性ならば彼の気持ちもわかるのではないだろうか。
ベトナム人男性も、いくら妻を愛し尊重していても、浮気になると話は別なのだろう。
だからこそ、ペニスを切り落とす事例や、殺人や放火など、浮気が原因となった恐ろしい事件が跡を絶たないのである。
日本の妻は夫に甘かった?
「自分の妻は世界一恐ろしい」と怯える日本人男性は多いが、妻はペニスを切断されそうになった人はそういないだろう。
日本人の妻は、口ではひどいことを言いながらも、実は夫に甘いのかもしれない。
「恐妻」などと冗談が言えるうちは幸せだ。
一度の浮気で人生を棒に振らないよう、気を引き締めて生活したいものだ。
(古川 悠紀)
みな、外でばりばり働きながらも家庭をしっかり切り盛りする。
夫は完全に妻の尻に敷かれている。
今人気の「サラリーマン川柳」を見ても、その恐妻ぶりに驚くばかりだ。
日本の既婚男性は、みな口をそろえて、「自分の妻は世界一恐ろしい」と嘆く。
果たして、本当にそうだろうか?
世界には、日本の恐妻が「大和撫子」に思えてくるような恐ろしい女性たちがたくさんいる。
特にベトナムの女性は、日本人男性を恐怖のどん底へ落とす勢いの強烈さだ。
恐怖!ベトナムの恐妻ぶり
ベトナムでも、日本と同じく一部の男性は浮気をする。しかし、浮気を知った妻の夫への報復は、日本とは比べ物にならないほど凄惨だ。
ベトナムでは、「浮気をする根源を絶たねばならぬ」と、妻が夫のペニスを切り落とす事件がしばしば起こる。
現地の新聞には「夫の就寝中、妻がハサミで夫の男性器を切り落とした。原因は浮気」との見出しが踊る。
そんなわけで、就寝の際は両手でペニスを守るという哀れな男性もいる。
ちなみに、ペニスは切り落とされても、すぐに病院に持って行けばくっつけることができる。
それ故に、「医療レベルが高くないベトナムでも、ペニスの接合術に関しては世界一」と揶揄されることもある。
しかし、恐妻ぶりはこれだけに留まらない。
「夫の浮気相手が勤める会社を放火した」という事件や「浮気相手の女性を公衆の面前で身ぐるみはがし、全裸で町内を一周させた」というニュースも当たり前のように報道される。
さらに、「離婚した夫が再婚することを聞き、その復讐として再婚相手の女性のバイクに爆弾を仕掛けた。女性がバイクにまたがり、エンジンをかけた瞬間爆発し、女性は死亡。結婚式前日」こんな凄惨極まりない事件も報告されている。
これだけ見ると、ベトナム人女性は鬼にしか思えない。しかし、基本的には妻として夫にすべてを捧げる献身的な女性である。だからこそ、それを裏切る者への報復は容赦なく、夫の末路は惨たんたるものとなる。
彼女たちは、なぜここまでの危害を加えるほどに夫を愛するのだろうか。
その理由は、ベトナムの混乱の歴史の中に隠れているようだ。
ベトナムの混乱と女性たち
ベトナムは、15年にわたるベトナム戦争を筆頭に、フランス統治時代、中国の侵略など、破壊と混乱にまみれた時代を送ってきた。
家庭では、夫は戦争が起こるたびに兵隊へ駆り出され、妻は子供、家族を一身に守り続けてきた。
現在でも、妻は炊事、家事、洗濯、育児、家計を背負い、家族を命がけで守っている。夫1人を生涯愛し続け、その愛は深淵のごとしだ。
よく働き、しっかり守り、深く愛する。本当に、ベトナム人女性は妻として最高のパートナーである。
そのような背景もあって、ベトナム国内では女性の地位がとても高く、プライドも高い。
だからこそ、愛する夫に裏切られた時は、容赦なく残酷な制裁を加えてしまうのだ。
妻を尊重するベトナム夫、だけど浮気になると話は別?
しかし、「女が怖い」国は浮気が少ないのかというと、必ずしもそうではないだろう。
男女関係において、「浮気」はどの時代でもつきまとう問題だ。
かつて、有名芸能人が「浮気は文化」と言って世間から非難されたが、男性ならば彼の気持ちもわかるのではないだろうか。
ベトナム人男性も、いくら妻を愛し尊重していても、浮気になると話は別なのだろう。
だからこそ、ペニスを切り落とす事例や、殺人や放火など、浮気が原因となった恐ろしい事件が跡を絶たないのである。
日本の妻は夫に甘かった?
「自分の妻は世界一恐ろしい」と怯える日本人男性は多いが、妻はペニスを切断されそうになった人はそういないだろう。
日本人の妻は、口ではひどいことを言いながらも、実は夫に甘いのかもしれない。
「恐妻」などと冗談が言えるうちは幸せだ。
一度の浮気で人生を棒に振らないよう、気を引き締めて生活したいものだ。
(古川 悠紀)
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