えーっ!そんなことないのでは? だって、「下仁田ネギ」とか有名だし、ゆるキャラ「ぐんまちゃん」は昨年のゆるキャラグランプリでは3位に選ばれていたはずだもの!
と思って試しに「グンマー」で検索してみたところ、無関係な海外の僻地や原住民の画像などが多数投稿され、「基本的に半裸の人間しかいない」「魔術を使うシャーマンが存在するらしい」「県庁は骨組みは木、屋根部分は藁のようなものでできている」などという噂がまことしやかに囁かれてたのである!! ここまでいじられると、かえっておいしいのでは?というほどの盛り上がりようだ。あまつさえ、ついに噂の(!?)『群馬のおきて』(アース・スターエンタテインメント)なる本まで発売された模様。
著者はプロデューサーからライター陣にいたるまで群馬県出身者が一同に介した「群馬県地位向上委員会」。自虐っぽいネタもありつつ、地元への愛あふれる内容に仕上がっている。知られざる名産品やB級グルメ、独特の習慣など「群馬あるある」コラムが52編おさめられており、たとえば個人的にグッときたネタはこんな感じ。
■贈りものなら「スズラン」……群馬県民に圧倒的なブランド力を誇るローカル百貨店。贈答品が緑×白のスズラン柄の紙袋に入っているだけで、「ちょっと良いもの感」がビンビンに漂うらしい。包装紙をとっておく県民も多いとか。