さまざまなメディアで展開する「マジンボーン」。
「マジンボーン」のストーリーは、「ボーン」という謎の鎧を着装した主人公たちが、地球を守るために「ダークファイター」と戦うというもの。主人公の竜神翔悟はごく普通の高校生だが、「ドラゴンボーン」の力に目覚め、仲間たちと出会う。
ストーリーは「王道とイマドキ感」を目指している。「俺は普通の高校生だよ!」みたいな直球の台詞、なんだか久しぶりに聞いた気がする。それをド派手なグラフィックとともに言い切る。王道をやることに照れがない!
■アニメ×マジンボーン
アニメの時間帯は、テレビ東京で新設される火曜夕方6時半からのアニメ枠。ゴールデンにつながる時間帯だ。かなり期待されているし、責任も重大。
そこを任されたプロデューサーは、鷲尾天。鷲尾Pは「プリキュア」シリーズの初代プロデューサーだ。
「アニメの打ち合わせは、半分くらいは世間話。『最近腰が痛くてさー』みたいな話をする。なぜかというと、映像の中に自分のリアルを入れてほしいから。そうすることで今の子供たちに伝わるものがある。感情があって動きがある。キャラクターの『感情のリアリティ』を大事にしています」
この発言『プリキュアシンドローム!』(幻冬舎)で見た(チャレンジの勧誘漫画顔)! 「マジンボーン」のアクションシーンはフルCG。プリキュアの信条と、プリキュアで培われたノウハウが、男児向けの世界で生きている。
監督(シリーズディレクター)は宇田鋼之介。アニメ「ONE PIECE」、映画「虹色ほたる」などを監督している。
「CGスタッフが命を削って作っている。アクションが多い作品ですが、単にバトルを終始するのではなく、主人公たちの成長過程も描きたい。
メインの声優陣は、KENN、立花慎之介、吉野裕行、安元洋貴。えー、ミーハーなことを言いますが……4人ともめっちゃイケメンですね! 「テニスの王子様」ミュージカル出身者もいることだし、舞台、あると思います(妄想)。
■データカードダス×マジンボーン
1プレイごとにカードが出てくるデータカードダスゲームは、今や小学生の主要な遊びの1つになっている。「仮面ライダー」「アイカツ」などが先行する有名タイトルだ。
5枚のカードを読み込み、敵の「ダークファイター」と戦う。実際のプレイのようすを、公式スペシャルサポーターのお笑い芸人・ロバートの3人が実演した。山本はボクサー、馬場は空手家、秋山はベン・ジョンソン(本人談)の格好で登場。
「男の子にとってスゴイものが出てきましたよね! 小学生のときにこれがあったら絶対ハマってたと思う。子供を連れてきたお父さんがハマる可能性もありますよね」
マジメにPRする山本。
「このゲーム、僕のこのカード(謎のタイ古式マッサージのポイントカード)でもプレイできるんですかね?」
マジメにPRする気のない秋山。できません。プレイは専用カードで。
プレイするのは山本。バンダイのカード事業部プロデューサー・茂木善人に簡単な説明を受けながらも、スイスイプレイしていく。すぐにコツをつかみ、必殺技や条件を満たすとできる「魔神召喚」も見事成功。さすがゲーム好きを自称するだけある。
魔神召喚のタイミングでは、秋山が(なぜか上半身裸で乳房を揺らし)魔神っぽいお面をつけて登場。また、茂木に対して「(ゲーム中のナレーションの)仕事ないですか?」と相談を持ちかけるなど、フリーダムさを見せつけていた。
終了後、実際にゲームを遊んでみることができた。サンプルでもらったカードを使って遊ぶ(カードは超キラキラしている)。案内に従って遊べば、直感的にさくさく遊べる。カードを読み込ませる反応もよくて、ストレスがない。演出は派手で、必殺技はかっこいい。俺つえー!感が味わえる。
男子小学生のツボをグリグリ刺激する「マジンボーン」。行くぞ男児たち───100円玉の貯蔵は充分か?
(青柳美帆子)
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