東京スカイツリーに隣接するすみだ水族館は、都内の水族館の中でも2012年オープンと新しく、人気のスポット。スカイツリー周辺の観光地やお買い物スポットに近いというメリットももちろんあるけれども、実際に訪れた人たちの間で好評なのが「ペンギンを心ゆくまで楽しめる水族館」だということ。


すみだ水族館でまったり“ペンギンデート”を楽しむ

首元の白黒ボーダー模様がかわいらしいマゼランペンギンが泳いでいるのは、ガラスなどの仕切りがない“屋内開放型プール水槽”。これは国内最大級の大きさで、全国で100箇所を超える水族館の中でもこのタイプの水槽はとても珍しい。そしてペンギンたちのいる「水といのちのたわむれ」ゾーンは、昼は自然光に近い照明、夜は薄暗い照明でペンギンたちの様子が楽しめる。周りにはたくさんのベンチがあるので、ゆっくり休憩しながらペンギンを眺められることも、ちょっとした贅沢気分を演出してくれる。

夕方以降に行くなら、夜のペンギンたちの様子をスワロフスキー・オプティック社の高品質の双眼鏡で観察できる18歳以上限定ワークショップ「ペンギンワッチ」などの体験プログラムに参加できる。この双眼鏡は、世界中のバードウォッチャーをはじめ、野生生物の研究者や調査員などのプロ達にも愛用され、高い評価を受けているものだそう。
これはまさに、大人だけの楽しみ!

館内の「ペンギンカフェ」のペンギンモチーフをあしらったメニューの数々も、ペンギンフリークにはたまらないポイント。
すみだ水族館でまったり“ペンギンデート”を楽しむ

ペンギンをかたどった氷が浮かぶドリンク「ペンギンフロート」(410円)や、キュートなペンギン型クッキーをトッピングした「ペンギンパフェ」(510円)などはイートインで楽しめる。 

また、ショップにも人気アーティストたちがデザインしたすみだ水族館オリジナルのステーショナリーなどのグッズがそろっている。レアなところでは、クレイアーティストのおちゃっぴさんがデザインしたおとぼけ顔の「水族館和スイーツ」(単品210円~)がある。もちもちとした食感の大福やフルーツ果汁入りの練り切りなど、食べるのがもったいないくらいにかわいいのに味は本格的。
すみだ水族館でまったり“ペンギンデート”を楽しむ

そのほかにも、なんと100種類以上のペンギングッズがあるのだそう。


すみだ水族館では、1日4回公開されているペンギンたちのごはんタイム「さぁ、ゴハン!」や、「ペンギンカフェ」に期間限定メニューが登場したりとペンギンをフィーチャーしたさまざまなイベントが行われている。行ったことのある人も、まだない人も、会社帰りや学校帰りにのんびりとペンギンデートを楽しんでみるのはいかがだろうか?
(古知屋ジュン)