ダイエットを始めたい方へ。自分は次の項目にどれくらいあてはまるかチェックしてみよう。


□らくしてやせたい
□お金は掛けたくない
□ダイエットの時間がない
□食事制限をしたくない
□まわりに気付かれたくない

5つの項目の全てが当てはまった私が注目しているのが、お腹を膨らませて、へこませる……というだけのダイエット法である。そのダイエット法は『もう太らない!1回1分腹凹生活でらくヤセ!』で知った。

基本の動作は以下である。
1.お腹に力を入れてゆっくりと膨らませる
2.お腹に力を入れてゆっくり凹ませる

この1と2の動作を繰り返すというあまりにもカンタンな方法でやせるというのだ。

“信じられない!”と思う方も多いかと思うが、意外と隙間時間を使って、本書で紹介されている腹凹生活を実践してみると、腹筋が痛くなったのである。

著者の川村先生(川村内科診療所所長)のコメントによると、
「腹凹のよいところはお腹まわりから燃焼するので、体重の変化がなくてもウエストが細くなってくることです」
とのこと。


腹筋が痛くなったことで“ちゃんとお腹に効いているんだな”と実感できるとやる気が湧いてくる。

本書では基本の腹凹動作から、日常生活に取り入れられる腹凹、部分ヤセ&お悩み改善凹など、様々な種類の腹凹動作が紹介されており、組み合わせは自由。

また、運動が苦手な主婦兼イラストレーターが腹凹生活に挑戦する「腹凹体験ルポ漫画」や自分の腹凹生活を記録できる「ライフスタイルチェック表」「腹凹生活チェック表」が載っている。さらには、チェックが終わった項目のページの角を折って分かりやすくするために可愛い犬が応援してくれる「ドッグイヤー」もあり、読者に親切な作りになっている。

担当編集の方に本書のおすすめの使い方を聞いてみた。

「使い方としては、まず、読んで実践したページをどんどん折っていくことで、自分がどのページをマスターしたのか、という達成バロメーターとして使う方法。
たくさんマスターするごとに、折り目部分が厚くなるので、“こんなにやったのか!”という満足感があります。本を見なくても出来るようになればばっちりですので、マスターできたら折り目を戻していくのもおすすめです。もしくは『つい実践するのを忘れがちな項目』のみ、ドッグイヤーを折るのも効果的だと思います。たとえば、お風呂の中でやるのを忘れてしまう、太らない食生活を習慣にしたい、という場合など、特にしっかりやりたい項目を折っておけば、いつでも確認できます。私自身は、『デスクで座っているとき』『こっそり部分ヤセ』のページを常に折って忘れないようにしていました。最終的には、学生時代の参考書のように、ボロボロになるまで愛用していただけたら嬉しいです」

日常生活にしっかり腹凹を取り入れている担当編集の方曰く、
「電車の中などいつでも持ち歩けてどこでも読める(手を使わないのでどこでもできる、誰にもバレずにできる)ようにコンパクトサイズし、日記や手帳感覚で使えるように書き込み式項目を多くとった」
とのこと。


カンタンなダイエットだからこそ、楽しく、飽きずに続けられることが重要である。私も通勤中に電車のつり革をつかまりながら、お腹を膨らませてへこませる、腹凹生活をスタートしている。腹凹の習慣がそろそろ身に付きそうである。

ツラい思いをせずにらくしてやせたい、でも絶対に結果を出したいみなさん、腹凹を一度お試しあれ!
(boox/茶谷)