ディズニー映画にはマレフィセントのような、いわゆる悪役たちが必ずと言っていいほど登場するわけだが、彼らは「ヴィランズ」という総称で呼ばれ、グッズも出るほど、ヒロインたちに負けず劣らず人気が高いのだ。
そしてこの4月、そのディズニーヴィランズたちの印象的なセリフを集めた本『Disney ヴィランズ 魅惑の言葉』が、主婦の友社から発売された。表紙を飾るのは、注目のマレフィセント!

同社からは2月にディズニーのヒロインたちの言葉を集めた『Disney プリンセス 愛の言葉』が発売されているのだが、今回は悪役たちのセリフばかりを収録したとてもユニークなもの。この本の編集者である、主婦の友社の北川編子さんに取材し、いろいろとお話をうかがった。
――まず、『Disney ヴィランズ 魅惑の言葉』を企画したきっかけ、経緯を教えていただけますか?
そもそもこの本は『Disney プリンセス 愛の言葉』と対を成すものとして企画しました。プリンセスやヒーローなど“善”が引き立つためには、必ず“悪”が存在しています。あまりスポットを浴びることがない「ヴィランズ」ですが、あえて彼らを取り上げることでディズニー作品の奥深さをよりアピールできるのではないかと思いました。