酒好きなら一度は憧れたことがあるだろう「酒風呂」。知名度はあるが、いざやろうと思うと、牛乳風呂くらいハードルが高い。
だが、これさえあれば自宅でも本格的な酒風呂が楽しめるというアイテムを見つけた。金沢の老舗酒蔵「福光屋」の酒風呂専用・原液「すっぴん」だ。ペットボトルに入っていて、一見するとお茶か何かのようにも見えるが、キャップを開けてにおいをかぐと、お米を感じさせるふくよかな香りに、すぐにお酒だとわかる。
使い方はシンプルで、浴槽200リットルに250mlを目安に加え、よくかき混ぜて入浴するだけ。加える量は、浴槽の大きさや入浴人数、好みで調整OK。実際に入ってみると、ほんのりお酒の香りに包まれて、極楽気分! しかも、出たあとは体がポカポカして、その日はとても気持ちよく眠りにつくことができた。
ところで、そもそもなぜ酒風呂がよいといわれるのか? 福光屋の広報担当の岡本さんに話を聞いた。
「昔から“酒蔵の職人の肌はきれい”といわれ、純米酒に含まれるさまざまな美容成分が注目されてきました。純米酒には天然保湿因子の主成分であるアミノ酸や、ミネラル、ビタミン類など100を超える成分が含まれており、白くなめらかな肌に導く美容効果があるとされています」
また、天然のアルコールによる洗浄効果や血行促進、保温による風邪の予防、それからもちろん、ほのかなお酒の香りによるリラクゼーション効果も期待できるという。
「すっぴん」(純米)の成分をみると、原材料は米と米こうじのみ、アルコール度数は18度とある。れっきとしたお酒のようだけど、もしかしてコレ、このまま飲める?
「福光屋はすべての日本酒を米と水だけで造る純米蔵です。純米酒をベースに、飲めるほど安全な商品開発にこだわりました。
酒風呂用として、通常の日本酒よりも美容成分をアップさせる造りをしているそうだ。
同社では、長年の米発酵技術を活用し、美容用の純米酒や自然派基礎化粧品の研究開発を重ね、2005年3月に初代「すっぴん 酒風呂専用・原液」を発売。口コミ効果などによって2009年6月から売上が急増したため、酒風呂市場をさらに活性化すべく、2009年7月には社内ベンチャー「SAKEBROJECT(酒風呂ジェクト)」を発足させたという。4名の女性メンバーが中心となって、メインターゲットである女性の視点で商品開発とマーケティングを推進し、同年11月には商品をリニューアル発売。また、酒風呂のオフィシャルサイトを開設し、基礎知識からこだわりの楽しみ方までさまざまな情報を発信している。
商品は「すっぴん 酒風呂専用・原液 純米」(600円/500ml、2000円/2リットル)のほか、「すっぴん 酒風呂専用・原液 紫蘇」「すっぴん 酒風呂専用・原液 生姜」(各650円/500ml)の3種類(※価格は税抜)。福光屋オンラインショップや直営店、全国の一部酒販店・スーパー・百貨店などで販売している。
愛用者は20~60代までと幅広く、「肌がつるつる、すべすべになる」「湯冷めしにくい」「香料・着色料・保存料・防腐剤を一切使用していないから安心」といった感想や意見が届いているそうだ。浴槽の中のアルコール分は0.02%程度に薄まるため、子供が入ってもOK。私自身も娘と入ってみたが、「ちょっといいにおいするね~」と喜んで入っていた。
ちなみに福光屋の「すっぴん 酒風呂専用・原液」は、「極楽湯」の酒風呂にも使われているそう。
(古屋江美子)
だが、これさえあれば自宅でも本格的な酒風呂が楽しめるというアイテムを見つけた。金沢の老舗酒蔵「福光屋」の酒風呂専用・原液「すっぴん」だ。ペットボトルに入っていて、一見するとお茶か何かのようにも見えるが、キャップを開けてにおいをかぐと、お米を感じさせるふくよかな香りに、すぐにお酒だとわかる。
使い方はシンプルで、浴槽200リットルに250mlを目安に加え、よくかき混ぜて入浴するだけ。加える量は、浴槽の大きさや入浴人数、好みで調整OK。実際に入ってみると、ほんのりお酒の香りに包まれて、極楽気分! しかも、出たあとは体がポカポカして、その日はとても気持ちよく眠りにつくことができた。
ところで、そもそもなぜ酒風呂がよいといわれるのか? 福光屋の広報担当の岡本さんに話を聞いた。
「昔から“酒蔵の職人の肌はきれい”といわれ、純米酒に含まれるさまざまな美容成分が注目されてきました。純米酒には天然保湿因子の主成分であるアミノ酸や、ミネラル、ビタミン類など100を超える成分が含まれており、白くなめらかな肌に導く美容効果があるとされています」
また、天然のアルコールによる洗浄効果や血行促進、保温による風邪の予防、それからもちろん、ほのかなお酒の香りによるリラクゼーション効果も期待できるという。
「すっぴん」(純米)の成分をみると、原材料は米と米こうじのみ、アルコール度数は18度とある。れっきとしたお酒のようだけど、もしかしてコレ、このまま飲める?
「福光屋はすべての日本酒を米と水だけで造る純米蔵です。純米酒をベースに、飲めるほど安全な商品開発にこだわりました。
分類はお酒ですので飲めますが、風味よりも美容効果にこだわってつくっていますので、おいしくはないと思います」と岡本さん。
酒風呂用として、通常の日本酒よりも美容成分をアップさせる造りをしているそうだ。
同社では、長年の米発酵技術を活用し、美容用の純米酒や自然派基礎化粧品の研究開発を重ね、2005年3月に初代「すっぴん 酒風呂専用・原液」を発売。口コミ効果などによって2009年6月から売上が急増したため、酒風呂市場をさらに活性化すべく、2009年7月には社内ベンチャー「SAKEBROJECT(酒風呂ジェクト)」を発足させたという。4名の女性メンバーが中心となって、メインターゲットである女性の視点で商品開発とマーケティングを推進し、同年11月には商品をリニューアル発売。また、酒風呂のオフィシャルサイトを開設し、基礎知識からこだわりの楽しみ方までさまざまな情報を発信している。
商品は「すっぴん 酒風呂専用・原液 純米」(600円/500ml、2000円/2リットル)のほか、「すっぴん 酒風呂専用・原液 紫蘇」「すっぴん 酒風呂専用・原液 生姜」(各650円/500ml)の3種類(※価格は税抜)。福光屋オンラインショップや直営店、全国の一部酒販店・スーパー・百貨店などで販売している。
愛用者は20~60代までと幅広く、「肌がつるつる、すべすべになる」「湯冷めしにくい」「香料・着色料・保存料・防腐剤を一切使用していないから安心」といった感想や意見が届いているそうだ。浴槽の中のアルコール分は0.02%程度に薄まるため、子供が入ってもOK。私自身も娘と入ってみたが、「ちょっといいにおいするね~」と喜んで入っていた。
ちなみに福光屋の「すっぴん 酒風呂専用・原液」は、「極楽湯」の酒風呂にも使われているそう。
シャワーで済ませがちなこの時期こそ、酒風呂で疲れを癒やしてみては?
(古屋江美子)
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