……完全に他人事みたいに書いているが、実はまったく他人事ではない。私はいま大学院の修士1年生で、今年は私にとっても就職活動をする時期にあたる。
正直なことをいうと、完全に怯えている。サークルの先輩の話、大学院に進学せず一足先に社会に出た同期や後輩の話、それからネットに流れるたくさんの噂にめちゃくちゃビビっている。
3月1日だけは見ないフリをしてBerryz工房のライブに行ったが、3月2日には心臓をバクバクさせながらリクナビとマイナビのアカウントを作り、プレエントリーをした。たった30分間ほどなのにものすごく頑張った気持ちになってしまった。
Twitter上を「リクナビ」「マイナビ」「就活」で検索すると、私と同じような状態の学生が雨後の筍のように出てくる。ごく一部の超絶優秀な学生を除き、みんなビビっている。
ビビっているときは、心の支えになる本を買いたくなる。そこで中川淳一郎の『内定童貞』(星海社新書)を買った。著者の中川は新卒で博報堂に入社(スゴイ)。それを4年で辞め(スゴイ)、フリーライター&フリー編集者として活動、単著も出している(スゴイ)。前著の
能力だけの一人親方は組織で活動する企業では不要で邪魔ですからね。一馬力がどんなに頑張っても一馬力です。先人から学び、後輩に教える能力が無ければ将来性は無い。