そんな伊東家の食卓では暮らしに役立つ裏ワザ紹介がメインでしたが、自宅で簡単にできるゲームも紹介していました。そういえば主にこれらのゲームを紹介するのはトミーズ雅と風見しんごの2人でしたね。では、特に反響の大きかったゲームを見ていきましょう。
【みんなが遊んだ! 伊東家の食卓のゲーム】
■ヒットペット
これは少量の水を入れた500mlのペットボトルを机の上などに立て、フタ部分をデコピンすると、倒れてもダルマのように起き上がるというものです。しかし、実際にチャレンジしてみると以外に難しく、水をどのくらい入れるや、どのくらいの強さでデコピンするかが非常に重要でした。
テレビで放送された直後から日本全国で流行し、全国大会まで開催されたほどでした。
■あんどこゲーム
このゲームは「あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ(以下略)」の歌詞で始まる「あんたがたどこさ」に合わせてジャンプするという遊び曲です。
「あんどこゲーム」は単純で歌詞の「さ」の部分だけ前に飛ぶというもの。
簡単に実際のやり方をご紹介しましょう。まず、正方形を4等分したフィールドの左後ろに立ち、歌いながらリズムを取って、左後ろと右後ろを交互にジャンプします。歌詞中に「さ」が出てきた時は前に飛び、次のリズムで後ろに戻ります。
つまり左後ろから始めて、「あんた(右後ろ)・がた(左後ろ)・どこ(右後ろ)・さ(右前)・ひご(右後ろ)・さ(右前)・ひご(右後ろ)・どこ(左後ろ)・さ(左前)」といった具合に移動していきます。
■金太郎ゲーム
このゲームは「金太郎」の曲に合わせて旗を動かすというもの。あの「まさかりかついで きんたろう♪」の歌です。
基本的には右手で3拍子、左手で2拍子で金太郎の音楽に合わせて動かしていきます。左右の手で違う動きをするので意外と難しいんですよね。
「金太郎ゲーム」が人気になると、視聴者から様々なアレンジが追加された遊び方が番組に寄せられていました。その一部をご紹介。
金太郎フェイス(リズムを取りながら顔を横に向ける)、金太郎ジャンプ(足を左右に開く様にジャンプする)、金太郎スイッチ(左右の拍子を逆にする)、金太郎ウォーク (前後に歩く)などです。
この他にも『伊東家の食卓』では、トランプやUNOでも独自の遊び方が紹介されていました。これも流行して、伊東家の食卓のトランプとUNOも発売されました。
今年の『24時間テレビ』で復活する『伊東家の食卓』はどんな内容になるのか、今からとっても楽しみです。
(さのゆう90)
「伊東家の食卓 あそべま集」
