シャ乱Qのボーカルとしても有名な「つんく」がプロデュースするということで注目を集め、1998年にメジャーデビューして以降、その活躍は社会現象にまで発展しました。その後はメンバーの加入と卒業をたびたび繰り返し、ファンを魅了し続けたモー娘。全盛期がどれくらいすごかったのか、当時を振り返っていきましょう。
【モーニング娘。の偉大な記録】
モー娘。は数多くの記録を持っています。シングルのオリコン記録でいうと、邦楽歴代1位となるトップ10作品数(58作)、女性グループ1位の連続トップ3獲得年数(18年)です。これらは1998年のデビューシングルから今年にかけて達成している記録です。もちろん人気全盛のときも凄かったですが、現在も高い人気を維持しているんですね。
そしてモー娘。は歌手のステータスともいえるNHK紅白歌合戦への出場記録も持っています。1998年の初出場から10回連続で出場しました(女性グループ最多)。
【みんなが歌った! モー娘。の曲】
モー娘。が発売した曲でミリオンを記録したのは「恋のダンスサイト」、「LOVEマシーン」、「ハッピーサマーウェディング」、「恋愛レボリューション21」の4曲です。
特に1999年に発売し、モー娘。最大のヒット曲となった「LOVEマシーン」はカラオケでも歌ったという人が多いはずです。実際にカラオケチャートでは当時の新記録・17週連続1位を記録するほどの人気でした。私もカラオケでは「明るぃ~未来にぃ~」などあえてイントネーションを強調した歌い方を真似て歌っていました。
【個性あふれるキャラクター】
歌手として活動の幅を広げるモー娘。ですが、常に中心となる個性あふれるキャラクターが存在しており、音楽番組はもちろん、バラエティー番組でも引っ張りだこ。ツッコミどころ満載のメンバーは、アイドルらしからぬ天然さがうけ、シリーズ化されたものも多々ありました。特に『うたばん』にはほぼ毎週のように出演していました。「ジョンソン」、「保田大明神」など数々のあだ名がメンバーに付けられていましたよね。
【モー娘。から派生したユニット】
モー娘。は加入と卒業(脱退)を繰り返し、日々進化をし続けているグループですが「プッチモニ」や「ミニモニ。」など派生した多くのユニットが生まれたことでも有名です。「プッチモニ」は「恋という字を辞書で引いたぞ~♪」の歌詞でおなじみの「ちょこっとLOVE」がミリオンセラーを記録。そして「ミニモニ。」もテレビアニメ化やコミック化がされるほど多くの小学生のファンを虜にしました。
ここまで全盛期の活躍を見てきましたが、近年のモー娘。も高いレベルの歌唱力とダンスパフォーマンスで人気です。昔のメンバーには昔のメンバーにしかない魅力があると思いますが、今のメンバー一人一人にもそれぞれの個性があって面白いですよ。
(さのゆう90)
(「ハッピーサマーウェディング」)
