1990年にはいろいろなファッションが流行りましたよね。有名なところでいうとルーズソックスなどがありました。
しかしこれらの90年代ファッションは現在、リバイバルブームしているものも多いってご存知でしたか? そんな今も受け継がれているファッションについてまとめました。

【下着と揶揄されたキャミソール】


今では市民権を得て、ブラトップまで進化したキャミソール。90年代の初頭、キャミソールが出たときは肌の露出が多いので、年配の方に下着とまで揶揄されました。いま考えるとおかしいな話だと思うかもしれません。でも当時は真剣に大人たちからそう言われていたんです。しかし90年代のキャミソールブームのおかげで、現在ではアウターとして認識されるようになりました。

【女子高生のアイコン ルーズソックス】


当時のルーズソックスといえば女子高生のアイコン。ルーズソックスと丈の短い制服を合わせると足が長く細く見えることもあり、1996年から1998年くらいの女子高生はみんなルーズソックスでした。ルーズソックスの基本色はなんといっても白ですよね。しかしまれに、黒や紺のルーズソックスを履いている女の子もいました。

ルーズソックスのおしゃれさの基準はいかに長くてゆるいか。ソックス自体の丈が長いほどたわむのでかっこよく、100センチを超えるルーズソックスまで出ていました。専用のルーズソックスを止める糊が売っており、それで止めるんです。しかし100センチを超えるルーズソックスは中々止まらないので、文房具で売っている通常の糊を使う人が続出しました。
いま考えると肌に良くなさすぎて絶対やらないですよね。

最近では、ローラが私服に合わせてルーズソックスを履いたことで再び注目を集めるなど、お洒落なソックスへと変身しています。

【安室が火をつけた数々のファッション】


安室奈美恵さんが女子高生を中心に絶大な人気とお洒落の象徴となっていた当時。服装・髪型、小物にいたるまで! 彼女を真似する女の子は「アムラー」と呼ばれていましたね。彼女のファッションからブームになったのがブーツカットジーンズと厚底ブーツ。この2つのアイテムは背の小さい子でも足が長く細く見えるということもあり大ヒットしました。
またタトゥーチョーカーは、安室ちゃんがシングルとPVで身に着けていたことからブームとなりました。安っぽいのにかっこよくて、みんながつけていた時代ですね。

現在では、厚底ブーツは厚底スニーカーになり、カジュアルに若い子が着こなしに加えることになりました。そしてブーツカットはフレアパンツと名前を変えて復活しています。
タトゥーチョーカーは玉城ティナや木村カエラが取り入れたことで人気に再び火がつきました。現在はタトゥーチョーカーと他のアクセサリーを重ね合わせたり、タトゥーチョーカー自体にチャームをつけて楽しんだりするのが流行のようです。


このように90年代に流行ったファッションはどんどん洗練されたアイテムになり、逆に時代を感じますね。
とはいえ、ノスタルジーに浸って全身を90年代ファッションでまとめるのはちょっと危険かもしれません。人気が再燃しているアイテムをワンポイント加える程度に抑え、90年代ファッションでおしゃれを楽しみましょう!
「ルーズソックス 制服 靴下 120cm 白」
「Jewelry_Awesome 弾性ネックレスブラックチョーカー タトゥーワイヤーネックレス」
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