「タニマダイバー」は、女性がつけると胸の上あたりを飛んでいるように見えるネックレス型フィギュアだ。以前、記事でも紹介したが、その公式写真集「ふくらみの引力」(トランスワールドジャパン)が発売された。
秋には新作も発売される予定だ。写真集について「タニマダイバー」開発者の福澤貴之氏(エコードワークス)に話を伺った。

『タニマダイバー』写真集が発売! 女性の秘境(ふくらみ)を求めて

「ハイダイバー」
~鍛え抜いた肉体を駆使し、アクロバティックに古の秘境タニマに挑む~

『タニマダイバー』写真集が発売! 女性の秘境(ふくらみ)を求めて

「スカイダイバー」
~フリーフォールで上空4000メートルから古の秘境タニマに挑む~

『タニマダイバー』写真集が発売! 女性の秘境(ふくらみ)を求めて

「サラリーマン」
~長年の現場経験を生かし洗練された営業所作で古の秘境タニマに挑む~

――いかにも楽しそうな写真が並んでいますね!
「ありがとうございます! たくさん撮影して、とっておきの写真を選びました」

反響の大きさと「胸が大きい人専用」という誤解


「タニマダイバー」は、昨年の発売時から反響が大きく、日本のみならずオランダ、ニュージーランド、中国、ロシアなどでも販売されている。認知されたのは良かったが、福澤氏には悩みがあった。「タニマダイバー」は「タニマ」という単語を用いることで「胸」という直接的な表現をせずに胸元を差し示すことができた。しかしその際、WEB上のインパクトを考慮しイメージビジュアルに胸の大きいモデルを起用したことも影響して「谷間がない女性はつけられない」「胸の大きい人専用」という先入観を持たれてしまったのだ。


「作者としては全く意図していませんでした。胸の大きさは関係なく、普段は隠されている胸元が、前かがみになった時にチラリと見えることなどに魅力を感じると思うんです。だから、大きさに関係なくつけていただけたらと思っています」

「胸が大きい人専用」という誤解をどう解くか。福澤氏は「魅力的な胸を追い求める新しいキャラクター」を加え、「谷間の有無に関わらず柔らかなふくらみを追い求める男たち」という視点で新たなイメージビジュアルを用意した。タニマダイバーと共に登場する新キャラクターの名前は「マシマロハンター」。福澤氏は「ふくらみの引力」にて次のように綴っている。


浪漫を追求する男達が思いを馳せる一双の秘宝「MASHI & MALO」。
柔く慎ましい2つのふくらみを手にすることは男達にとって永遠の夢なのだ。
決死の覚悟で夢を掴まんとする姿に敬意を払い、
人は彼らをマシマロハンターと呼ぶ。

「と、こうしてマシマロハンターは誕生したわけです」
なるほど。実に荘厳だ! ここでマシマロハンターの勇敢な姿の写真の一部を紹介。

『タニマダイバー』写真集が発売! 女性の秘境(ふくらみ)を求めて

ジャングルマン
~密林で養った野生の感と豪快なロープスイングで幻の秘宝マシマロを追う~
どんなものが見つかるか、期待している表情だ。


動物もマシマロを追い求める。

『タニマダイバー』写真集が発売! 女性の秘境(ふくらみ)を求めて

ナマケモノ
ものぐさなりに好機を待ち、時折近寄ってくる幻の秘宝マシマロを追う。

――ナマケモノは役得な気がしますね(笑)。
「ふくらみに向かってまっしぐらです!」
※タニマダイバー/マシマロハンターの新シリーズ(マッコウクジラ、ムササビ、ナマケモノほか)は10月下旬発売予定。公式サイトにて先行予約を受付け中。
写真集「ふくらみの引力」には、およそ120ページにわたって世の男性たちの浪漫を追求した写真が掲載されている。
胸にそれぞれのフィギュアがついていることで「胸を見ているのではなく、フィギュアを見ているのだ」という「胸を見る口実」ができるのも面白い。現代においては人間がふくらみの上をダイブすることは不可能だが、ひょっとするとこの男がなんとかしてくれるかもしれない。この際だからお願いしてみようではないか。
「ドラえも~ん、スモールライトとタケコプターを出してよ~。ふくらみの上を飛びたいんだよ~」「却下」
(取材・文/やきそばかおる)

『タニマダイバー公式写真集 ふくらみの引力』(エコドワークス責任編集:トラストワールドジャパン刊)発売中。
『タニマダイバー』写真集が発売! 女性の秘境(ふくらみ)を求めて

写真集にスマホをかざすと「タニマダイバー」が胸に飛び込むAR無料動画配信も。
(2016年2月19日までの期間限定)

タニマダイバー/マシマロハンター公式サイト
※紹介した記事の中で、ジャングルマンはコンセプトモデルであり、商品化の予定はありません。