1時間を通して様々なクイズやゲームに挑戦し、ポイントを集め、最もポイントの高かった芸能人が優勝となるもので、番組で行われたクイズやゲームは社会現象をもたらしました。
視聴率も最高で40%超えを記録しており、平均も20%を超えているなど、現在のバラエティ番組では考えられないほどの人気番組だったんです。
板東英二の他にも、有名芸能人が多く出演しており、その中でも所ジョージは頭の回転が速く、番組の中では最強の位置づけでしたが、珍回答を連発することもあり、所ジョージと板東英二の、ボケとツッコミの構図が見られる機会も多く繰り広げられていました。

【代表的なゲーム・クイズを一挙ご紹介!】
■マジカルバナナ
番組の中では最も定番のゲーム。リズムに合わせて解答者は台詞を挙げ、その台詞から連想される台詞を次の人が答えます。台詞を答えられなければ失敗となり、失敗した人は抜けていきます。最後まで残った1人が優勝となります。シンプルなゲームだったため、子供達にも広く親しまれました。
■マジカルチェンジ
こちらもリズムに合わせて、3文字の言葉から1文字変えて繋げていくというゲーム。一見難しそうに見えますが、これが上手く繋がっていくと見ている側もハラハラドキドキ。時間のない中で上手く言葉を練り出す芸能人の脳の回転は圧巻でした。
■マジカル伝言バトル
こちらも非常に人気の高いゲームで、解答者たちは1列になって、先頭の人だけにお題が告げられます。そして先頭の人が、次の人にジェスチャーでそのお題の内容を伝え、次の人が3番目の人に伝えていくという流れ。
■マジカルシャウト
クイズですが、早押しではなく、わかった瞬間に答えを叫ぶものです。もちろん早く正解すればするほどいいのですが、その分引っかけ問題が多く、早く答えて失敗する人が大勢いました。特に映像シャウトでの引っかけはレベルが高く、医者の額帯鏡かと思わせておいて、実はCDだったなど、すぐに答えるべきでない問題が多々含まれていました。
■早押しエラーを探せ!
番組の中での最終問題。これで総合優勝者が決まるので非常に重要なクイズです。内容は間違い探しですが、間違いの難易度によって得点が変わるため、優勝を狙う人は、一番得点が高そうな間違いを見定めて答えていました。こちらの問題での大逆転劇も多く生まれていたのでまさに番組の見どころ。
ここまで紹介したものが代表的なものですが、他にもたくさんの面白いクイズやゲームがありました。
久しぶりに当時の番組を見ると、今でも笑えるし、クイズやゲームは友達とやりたくなります。飲み会や出し物などでネタに困っている人は、当時だとありきたりだったかもしれませんが、今であれば『マジカル頭脳パワー』のネタを持っていくのはありではないでしょうか? 上司も懐かしくて喜ぶかもしれません!
坂東さんが司会に戻ることは難しそうですが、『マジカル頭脳パワー』が復活することを期待したいです!