昨日、中田ヤスタカのプロデュースのもと、ダウンタウン浜田雅功が扮するキャラ「浜田ばみゅばみゅ」がCDデビューすることが発表されました。
『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』で浜田雅功がきゃりーぱみゅぱみゅを真似たキャラを披露していたのが、中田ヤスタカの目にとまり、プロデュースに至ったそう。


しかしこの浜田、中田ヤスタカにプロデュースされる以前も、数多くの有名アーティストから目を付けられ、多くの音楽作品を残しているのです。そこで今回は、過去に浜田雅功が有名アーティストとコラボして発表された作品を振り返っていきましょう。

【奥田民生らが参加、ダウンタウンのアルバム】


1991年にリリースされたダウンタウンのアルバム『万力の国』では、奥田民生や佐久間正英などが作曲に参加しています。他の作家陣を見ても、所ジョージ・島田伸助・宇崎竜童ととっても豪華なメンバー。
1991年という早い時期から、こんな豪華なメンバーたちにプロデュースされていたダウンタウンはやはり凄いんですね!
浜田雅功の歌手活動が凄い! 坂本龍一や小室哲哉とコラボした過去を振り返る

【ダウンタウンが坂本龍一と組んで全米デビュー!】


ことのきっかけは1993年の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』でした。番組内のトークに坂本龍一が観覧客として来ていた事に対し、松本人志が後日のトークで「世界の坂本に曲書いてもらって全米デビューするんですよ」と唐突に語り、「GEISHA GIRLS」というユニット名だというボケをします。
「世界の坂本がそんなオファー受けるはずがない」と思いつつもスタッフが坂本に連絡すると、「ダウンタウンの二人がニューヨークまで来てくれるなら」との連絡が入り、1994年に二人は渡米。着いたその日にレコーディング、翌日ライブという強行スケジュールで全米デビューを果たしました。
浜田雅功の歌手活動が凄い! 坂本龍一や小室哲哉とコラボした過去を振り返る

ダウンタウンがユニット名通りの「芸者」姿で歌うという、コミックバンドじみたコンセプトとは裏腹に、坂本龍一をはじめ、小室哲哉などの実力派が参加しています。

【小室哲哉と浜田雅功のコラボでダブルミリオン!】


『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』で浜田が小室哲哉に「僕にもヒット曲プロデュースして下さい」と話した事がきっかけで1995年、浜田と小室の音楽ユニット・H Jungle with tが結成されました。
ユニット結成記者会見で小室は「ミリオンはいくと思う」と発言したとおり、デビューシングル『WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント』は売れに売れ、200万枚を越えるヒットに。
浜田雅功の歌手活動が凄い! 坂本龍一や小室哲哉とコラボした過去を振り返る

1995年のオリコンオリコン年間チャートでは2位を記録(1位はDREAMS COME TRUEの『LOVE LOVE LOVE』)し、同年の『第46回NHK紅白歌合戦』にも出場しました。
その際、浜田には知らせずに途中で「GEISHA GIRLS」の格好をした松本が乱入し、浜田にGEISHA GIRLSの扮装をさせるべく、カツラや着物を着せようとしていました。

【浜田雅功と槇原敬之のコラボも】


『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』に槇原敬之がゲスト出演した際、浜田が槇原敬之に作曲依頼したのがきっかけで、『チキンライス』をリリース。槇原敬之はコーラスに徹し、浜田が全てのパートをメインで歌っています。

作詞を担当したのは松本人志で、自身の貧しい少年時代を基に歌詞を作り上げたそう。槇原敬之はこの松本の詞を見て涙したと言います。また、『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』のレギュラー放送最終回で最後に歌った曲もこの曲でした。

ここまで紹介してきたように、浜田雅功はさまざまな豪華アーティストとコラボレーションしていることが分かります。特徴として、浜田は芸人ながら『WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント』や『チキンライス』など、かなり本気で歌っていることが分かります。
この浜田雅功の音楽に対する真摯な姿勢があったからこそ、最近の中田ヤスタカを含めた数多くのアーティストから誘いが来るのではないでしょうか。
万力の国
GEISHA“Remix”GIRLS
WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント Single
編集部おすすめ