review

すべてのメディアは「じゅん散歩」に学べ

高田純次をお笑いタレントとして見たとき、「コーナー冒頭の"ツカミ"のうまさ」、「"テキトー"とも評される相手との距離の取り方」が特徴的な芸風として挙げられる。だが、秋にはじまった「じゅん散歩」の高田純次の味わいは少し違う。もちろん、細かいボケをとっかかりに随所に笑いは織り交ぜるし、パッと見る限りではバラエティ番組とそう変わらないような振る舞いも多い。だがこの番組での高田純次は"笑い"を目的にするのではなく、コミュニケーションツールとして、とても繊細にチューニングしている。
すべてのメディアは「じゅん散歩」に学べ

一般にタレントは、人との距離のとり方はうまいし、その知名度も手伝って取材もうまい人が多い……が、高田純次が「じゅん散歩」で見せる取材力は別格だ。芸人すらも舌を巻く"笑い"の能力すべてを、「町と人の魅力を紹介する」という番組のミッションのために使っている。その姿勢は「取材」を仕事にするメディア人はもちろん、すべての仕事人にとってこの番組の高田純次の振る舞いには学びがある。

やたらと細かいところに目が行く


まず、この散歩人は町にある違和感を見逃さない。とにかく細かいことにやたらと気づく。例えば「新馬場」の回。年季の入った商店街の古びた小屋を見つけて、「いい角にもったいない」「交番かなんかだったんじゃない?」と中を覗き込んだり、まわりをうろうろしたり。しかも興味があるものを見つけたら、けっこう粘る。通りすがりの人に話しかけ、「やっぱ、交番でしょ?」などとその成り立ちを確認するまで粘る。

あわせて読みたい

レビューの記事をもっと見る 2015年11月30日のレビュー記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

トピックス

> 今日の主要ニュース > 国内の主要ニュース > 海外の主要ニュース > 芸能の主要ニュース > スポーツの主要ニュース > トレンドの主要ニュース > おもしろの主要ニュース > コラムの主要ニュース > インタビューの主要ニュース

レビューニュースアクセスランキング

レビューランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

トレンドの人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

エキサイトレビューとは?

エキレビ!では人気のドラマやテレビアニメ、話題の書籍を人気ライターがレビュー、解説! 人気ドラマのあらすじや、話題の書籍が支持される理由の考察、国民的アニメに隠された謎の解明など話題の作品の裏話を紹介。

その他のオリジナルニュース