90s

音楽シーンを一変させた宇多田ヒカル デビュー当時の衝撃とは

マスコミが取り上げたくなる要素が十二分だったこともあり、一般週刊誌やワイドショーもこぞって特集を組み、人気は社会現象化。普段、CDを買わない層もこの波に乗りまくった。
当時、筆者は家電店のCDコーナーを担当していたが、常連だった演歌専門のお年寄りたちまでもが宇多田ヒカルに興味を持ち始めたのに驚いた記憶がある。また、多くの小学生たちが『だんご三兄弟』と一緒に買って行った姿も印象に残っている。

ファーストアルバムの売上は765万枚!母娘揃ってミリオンセラー


オリコンによると『First Love』の現時点での売上は前人未到の約765万枚! オリジナルアルバム、ベストアルバムを含めて日本のCDアルバムセールスでは堂々の歴代1位だ。
『Automatic/time will tell』は200万枚超え、『Movin' on without you』は150万枚超え、アルバムからのシングルカットとなる3作目の『First Love』も96万枚のメガヒットとなっている。

ちなみに、母・藤圭子は1969年、18歳の時に『新宿の女』でデビューしているが、この売上は約88万枚。娘よりも30年近く前、しかもミリオンヒットが貴重だった時代の88万枚だから、途方もない大記録だ。
しかも、2作目の『女のブルース』は110万枚、3作目『圭子の夢は夜ひらく』120万枚、4作目『命預けます』105万枚と3作連続でミリオンを達成しているが、これがすべて1970年、デビュー2年目の出来事なのだから信じられない。

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