■SCANDAL／【SCANDAL ARENA TOUR 2015-2016『PERFECT WORLD』】MCレポート
2016.01.12（TUE）at 日本武道館
（※画像13点）
SCANDALが2015年末から行ってきたアリーナツアー【SCANDAL ARENA TOUR 2015-2016『PERFECT WORLD』】の日本武道館公演を1月12日に開催した。ここでは、この日の公演のMCのみをピックアップし、ライブの模様をお伝えする。
※このライブの詳細は、掲載済みのライブレポートを参照してください。
冒頭からデビュー・シングル「DOLL」を含む5曲を披露して最初のMCへ。
HARUNA：こんばんはSCANDALです。【SCANDAL ARENA TOUR 2015-2016『PERFECT WORLD』】へようこそ！ みんな、あけましておめでとうございます。私たちにとっては新年一発目のワンマンライブです。今日は思いっきり楽しんで行きましょう！ よろしくね！
観客とのコールアンドレスポンスを挟んで、再びMCに戻る。
HARUNA：2016年も明けましたが、一昨年の暮れに『HELLO WORLD』というアルバムをリリースして、昨年の1月からそのツアーを回って、さらに海外にも持って行きました。その様子が映画になったりもして、いろんな形で、いろんな国の人たちに『HELLO WORLD』を届けるこが出来て、とても嬉しい2015年を過ごさせてもらいました。そして、2015年の暮れから始まった今回のツアーですが、年をまたいで、今日、この会場にやって来ております。なので、今日はここ日本武道館で“PERFECT WORLD”という新しい作品をまた一つ作りたいなと思います。皆さん、一緒に最高の夜を作ってくれますか？ 今日はいっぱいいろんな曲を持って来ています。もう好きに歌って、踊って、騒いで、みんなで最高の夜を作って行きましょう！ 最後までよろしくね！
『HELLO WORLD』からの楽曲を含む新旧7曲を演奏。
続いて、長めのMCタイムに入る。
HARUNA：武道館の皆さん、楽しんでいますか？ 最高です。さっきも言いましたけど、私たちにとっては新年一発目のワンマンライブになりますが、みんなはどうですか？ 今日がライブ初めだよっていう人？ （半数以上の観客が手をあげる）
TOMOMI：やっぱり多いわな。
HARUNA：私たち、年末と言うか、年始と言うか、【COUNTDOWN JAPAN 15/16】に出演させて頂いて。これまでは31日より前に出演させて頂くことが多くて、それでライブ納めという感じだったんですけど、今回は1月1日が明けて、朝3時からの出演だったんですね。だから、それがライブ納めだったのか……。
RINA：31日の出演なんやけど、ライブ自体が年越してからもあったからね。一応、「あけましておめでとう」ってそのとき言ったけど、ワンマンライブとしてはこれが初めてということで。
HARUNA：今日がライブ初めの方がたくさんいらっしゃるということで、今年も一年、よろしくお願いします！
全員：お願いします～
HARUNA：ここから少ししゃべりたいなと思うんですけど、今日はせっかく椅子がある会場なので、みんなも腰を下ろしてもらって。（観客が椅子に座るのを待ってから）そんな【COUNTDOWN JAPAN】が終わって、私たち一週間くらいお休みをもらったんですよ。私、2016年はアクティブな年にしようって決めてて。それで、早速、旅行に行こうと思って、沖縄に行って来ました。
プライベートで沖縄本島に行くのは初めてだったんですけど、海に入れるということで、スキューバダイビングの体験をさせてもらって。でも、私、海がとっても怖いんですね（苦笑）。小さい頃に海水浴に行って溺れた経験があって、そこからのトラウマで。それでかなりビビッていたんですけど、なんとか克服したいなって思って、プチパニックになりつつも、水深8mくらいのところまで潜って。
RINA：（8m ってことは）HARUNA8人分くらいってことでしょう（笑）？
HARUNA：私、1mじゃないよ！ なんてこと言うの（笑）。
RINA：もうちょっとある（笑）？
HARUNA：1ｍと半分位ある。
RINA：じゃあ、6つくらいか（笑）？
HARUNA：もういいそれ、わかりにくいし（笑）。それで、ヒヤヒヤしつつも海の世界を見て楽しんで来たんですけど、そこですごく驚いたというか、衝撃を受けたことがあって。船で沖に行って潜って岸に帰ってくるまでで大体1時間くらいかかるんですよ。その間、私、ずっとトイレに行きたいのを我慢してたんですよ（笑）。事前には行ってたんですけど、船の揺れとか、海の冷たさとかで、途中からすっごく行きたくなっちゃって。もう武道館で何言っちゃってるのって感じですけど（笑）。
でも、海の中では出来ないし、それもあってすっごく寒くなっちゃって、寒すぎて潜っていられなくなって上がらせてもらったんですね。そしたら、インストラクターさんに「海の中でしなかったの？」って言われて。「えっ！ しないでしょう。してないですよ！」って言ったら、スキューバダイビングはウエットスーツを着て中ですると、それで温かくなって体温調節が出来るから、寒さをしのげるんだよって言われて。
TOMOMI：どういうこと？ ウエットスーツと地肌の間に溜める？
HARUNA：一瞬、ぐるっとウエットの中に充満するんでしょうね（笑）。だったら教えといてくれよっていう話なんですけど、知らないからずっと我慢してたんです。それが一番衝撃でした（笑）。
TOMOMI：でもさ、貸しウエットスーツとかは、前の人が体温調整したあとってこともある？
RINA：洗濯してるから（笑）！ それに、海はなんてったって塩水でしょう。
HARUNA：そんな衝撃的な出来ごとがありました（笑）。ちょっと長くなっちゃったんだけど、他のメンバーのお正月は？ MAMIちゃんのお正月は何をしましたか？
MAMI：お正月は3日間くらい実家に帰ってて、お母さんとお母さんが行きたいって言ってるところに行こうと思って。それで「どこに行きたいの？」って聞いたら、USJとか、テーマパークに行きたいって言うんだけど、お正月は混むから「近場で何かないの？」って言ったら「ふくろうカフェに行きたい」って。
TOMOMI：最近ちょっと流行り出してるよね。
MAMI：そうそう。猫カフェとか、ドッグカフェとか、最近はうさぎとか。そういう類のふくろうなんですけど。それが地元にあったから、行ってみたのね。そしたら、お母さんが行けるってなったのがすごく嬉しかったみたいで、12時からオープンなのに11時半に着いちゃって。ふくろうカフェの開店待ちをする人なんて私たちだけですよ（笑）。
HARUNA：他のカフェとかで時間潰さなかったの？
MAMI：だって、ふくろうカフェってカフェじゃん！ お茶飲む前にお茶飲むの（笑）？ でも、ふくろうカフェの入口にふくろうの紹介とかが書いてあって、それを見ながら「可愛いね～」なんて言ってたら、あっという間に30分経って（笑）。それで入ってみたら、マンションの一室にあるんだけど、部屋にすごく大きな木とかが置いてあって、そこにふくろうがちょんって感じて立ってて。その店には10羽以上いるのかな？ なのにお客さんが二人しかいないもんだから、ずっと見られてるわけですよ（笑）。飲み物はセルフだったんだけど、それを取りに行く度にふくろうが見てきて。
HARUNA：目で追ってくれるんだ（笑）。
MAMI：それで、お母さんが「MAMIちゃん、ふくろうが見とる」って（笑）。
二人しかいないのにそら見るわって。「MAMIちゃん、あのふくろう、目がめっちゃ開いとる」とか。「もう、わかるわ～」みたいなことをずっと言ってて（笑）。
TOMOMI：嬉しかったんだね（笑）。
MAMI：すごく嬉しかったみたいで（笑）。最後にはふくろうを触らせてもらって、ひざの上に乗せてもらって。ふくろうって基本的に猫みたいな性格らしくて、飼い方によってはちゃんと懐くらしいんですよ。エサもうずらの肉を食べるんだよ。
HARUNA：鳥（ふくろう）が鳥（うずら）を食べる？
MAMI：そう。それで、そのお店では、殺菌処理したエサを冷凍して、クール便で届けてくれるらしくって。
TOMOMI：詳しくなったね（笑）。
HARUNA：どうしよう。
今度、MAMIちゃんに会ったら、肩にふくろうが乗ってたり（笑）。
RINA：有り得るよな。なんかそんなんしそうや（笑）。
MAMI：でも、すっごい可愛かった（笑）。欲しくなるのもわかる。あと、お母さんの楽しそうな顔が見れて良かったなって。まだいろんなところに行きたいみたいだから、お正月は毎年行ってあげようかなって。そんなお正月でしたね（笑）。
HARUNA：じゃあ、そんなMAMIちゃんのお正月を聞いたところで、次の曲、行きますか？
RINA：このまったりムードで行くの？
HARUNA：二人（TOMOMIとRINA）にはあとで聞きます（笑）。
RINA：ホントに？ じゃあ、考えとくわ（笑）。
HARUNA：TOMOちゃんも聞くよ！
TOMOMI：わかりました。
「ビターチョコレート」を挟んで、予告通り、MCを再開。
HARUNA：ありがとございます。武道館でこうやって座って聴いてもらうのもいいですね。ディナーショーっぽいというか（笑）。そう、さっきの続きだ。
TOMOMI：唐突に行くね。
HARUNA：どっちから聞こうかな？ TOMOからね。
TOMOMI：お正月は6日ぐらいまで地元にいて、その後、東京に帰って来てから、「最近、運転してないな」って思って、MAMIと一緒に富士急ハイランドまでドライブしに行って来ました。でも、ナビ通りに行ったら、出発から1時間半後に富士急に着いてるはずだったのに、1時間半後、まだ23区内にいました。
全員：（笑）。
TOMOMI：びっくりした。スタート地点から隣の区に行っただけ。高速の入口が難しかった。
HARUNA：ナビを入れてるのに難しいってあるの？
TOMOMI：それが……
HARUNA：（TOMOMIが）固まっちゃった（笑）。
MAMI：たぶんうちらが分岐点を見落としてたんだろうね。高速に乗ったら、もう高速を真っ直ぐ行けばいいじゃんって思ってたんだけど、実際に高速に乗ってみたら、ナビがずっと、「その信号を左に曲がってください」「その分岐点は右です」「その信号をUターンしてください」て言ってて、もうナビが壊れたかと思って。そしたら、うちらが行く方向を間違えて高速に乗っちゃってて。そこから出口もなかなか無くて、でも、ナビは高速に乗ってるなんて思ってないもんだから、ずっと案内を続けてて。
TOMOMI：下道と高速がユニゾンしてたんですよ。だから、ナビも気づかんかったの（笑）。それで、一旦、高速を降りて、また新たに高速に乗りなさいって言われたから、その入り口まで走ってたの。「前向いて走ってたら絶対にある！」って思って。そしたら、反対車線に入り口があったりすんねんな。それで、車線変更のタイミングが難しくて何回も逃してしまったりして、やっと調布で乗れて。ほぼ下道で行ったよね。
MAMI：調布まで1時間半かかり、高速に乗って1時間半かけて富士急ハイランドに行き、そして、フリーパスを買いました。なんとそのフリーパスをTOMOちゃんは5秒で失くしました。
TOMOMI：そう。びっくり（笑）。
MAMI：その日、タイミングがよくて富士急ハイランドにお客さんがあんまりいなくって。FUJIYAMAとかドドンパとか、そういういつも何時間も並ぶジェットコースターとかも、なんと並ばずに行けたんですね。「並ばないで行けたよ、イエーイ！」みたいに言って、さあ乗ろうって思ったら、TOMOちゃんのフリーパスが無いってなって。カバンを探しても、服のポッケにも無いと。
HARUNA：よくやるよね。そういうこと（笑）。
TOMOMI：よくやるよね、本当に。
RINA：人のことみたいに言うけど（笑）。
HARUNA：それはナビのせいでもないよね（笑）。
TOMOMI：そうね。
MAMI：ナビもフリーパスもうちらのせいやな（笑）。
HARUNA：いつになったらちゃんと運転できるようになるの？
TOMOMI：逆に聞きたい（笑）。
HARUNA：だってもう（免許を取ったの）一昨年ぐらいでしょう？
TOMOMI：そう。いつからみんなは運転出来るようになったんやろう？ 普通に運転してる人を見て思うよね。どうやって練習したんやろうか？って。車買おうかな、やっぱり。
HARUNA：じゃあ、買って（笑）。
TOMOMI：今年は車を買います！
HARUNA：TOMOMI、武道館で車買う宣言（笑）。それがお正月の思い出？
TOMOMI：そうそう。
HARUNA：ありがとうございます（笑）。じゃあ、RINAは？
RINA：【COUNTDOWN JAPAN】が終わって、1日は東京の家で一人でゆっくりしとって、2日から奈良県の実家に帰って3泊して、そのあとはもう家で過ごそうと思って帰ってきとったんだけど、せっかくだから古着屋さん巡りをしようと思って。一人で買い物をするから、その間、ゲームをしながらしようって。もう8年も東京に住んでるから、そろそろ標準語も話せたら良いなって思って、買い物してる間だけ標準語で話すっていうゲームをやってみたんですね（笑）。それで、古着屋さんに入って、洋服を見てたら、店員さんが来てくれて「これ、今日出したところなんですよね」みたいに話しかけてくれて。「そうなんだ。これも可愛いですね」みたいな会話を店員さんと10分ぐらいして、お会計をしようとしてレジに行ったら、そのときになって店員さんが「お姉さんって、SCANDALのRINAちゃんですよね？」って。うわ～、バレてる～って（笑）。バリバリ大阪弁なのもバレてるし、イキって標準語しゃべってると思われてる！って。もうめっちゃ恥ずかしくって、レジしながら（関西弁のイントネーションで）「そうなんです。知ってくれたんですね」って。
HARUNA：イントネーションから（笑）。
RINA：そう。ちょっとずつ直して行って、最後は（関西弁で）「ありがとうございました～」くらいで帰って来ました。すっごい恥ずかしかった。そんでも、知ってくれてたのは嬉しかったですね。
HARUNA：でも、知ってる人は街にいるかも知れないじゃん。だから、そんなリスキーなゲームをしなくてもいいんじゃない（笑）？
RINA：洋服屋さんとかだったら同年代の人も働いてるから、次は、年配の方で。たまにタクシーに乗ったときとかに、この標準語ゲームはしようと思います（笑）。
HARUNA：そんな私たちの4人のお正月でございました（笑）。
そこからはラストまで一気に駆け抜け、アンコールへ。2曲を演奏して、この日、最後のMCを行った。
HARUNA：改めて、年明け、そして平日にこんなにたくさん集まってくれてありがとうございます。武道館は4年ぶりになるんですけど、前回ライブをやったときより今日はみんなが近く感じられて、一人ひとりの顔を見てライブすることが出来ました。本当に嬉しかったです。そして、2016年は私たちにとってすごく大切な一年で、なぜかと言うと、結成10周年を迎えるんです。結成したときはまさか10年も続くとは思ってもいなかったし、しかも、10年経って武道館で、こんなたくさんの人たちの前でライブ出来るとも思ってもいませんでした。何回ありがとうを言ってもたりないいくらいなんだけど、もう一回言います。ありがとうございます。昨年から引き続きこのツアーをやっていて、明日で終わるんですけど、その10周年を迎える日、8月21日には大阪で野外ライブをやりますし、とにかく10周年イヤーということで、とってもスペシャルな一年にしていきたいと思っています。だから、皆さん、ついて来てください。よろしくお願いします。そんな10周年イヤー、最初に皆さんにお届けできるのが、3月2日にリリースする7枚目のアルバム『YELLOW』です。2015年、一年かけてとっても大切に、大事に作ってきたアルバムなので、早くみんなに聴いて欲しいなと思っていますし、楽しみにして欲しいなと思っています。
尚、このライブの詳細は、ライブレポートとして紹介しているので、そちらも是非、確認してみて欲しい。
≪セットリスト≫
1. Image
2. 瞬間センチメンタル
3. DOLL
4. EVERYBODY SAY YEAH!
5. STANDARD
6. お願いナビゲーション
7. 本を読む
8. LIFE IS A JOURNEY
9. 少女S
10. 会わないつもりの、元気でね
11. おやすみ
12. Kill the virgin
13. ビターチョコレート
14. Winter story
15. Departure
16. 夜明けの流星群
17. Your song
18. SCANDAL BABY
19. Sisters
20. ちいさなほのお
＜アンコール＞
1. love in action
2. Stamp!
3. SUKI-SUKI
4. 太陽スキャンダラス
SCANDAL オフィシャルサイト
SCANDAL 掲載記事一覧
エキサイトミュージック レポート掲載記事一覧
編集部おすすめ
