今月3日、27歳の会社員と結婚・妊娠を発表した鈴木亜美。昨年の12月に出会い、交際が始まったそうだ。


華々しくデビューした鈴木亜美


さて、そんな鈴木亜美が芸能界デビューするきっかけとなったのが、『ASAYAN』。あのモー娘。やケミストリーも輩出した番組だ。
その『ASAYAN』で1998年に行われた「ボーカリストオーディション・ファイナル」で見事1位に輝いた彼女は、小室哲哉プロデュースでの歌手デビューが決定。小室の提案によって本名の「鈴木亜美」ではなく、「鈴木あみ」という芸名でのデビューであった。(2002年に鈴木亜美に改名)

デビュー翌年の99年には、6日で20万部突破の大ヒットとなった写真集『amigo』をリリースし、ファーストライブのチケットがわずか数分で完売。そしてファーストアルバムも約180万枚の売り上げを記録し、紅白に初出場。
さらに2000年もその勢いは衰えず、アルバムがミリオンセラーを記録、テレビドラマ初出演と絶好調だった。

人気絶頂の鈴木亜美、いきなり引退危機に


しかし同年、突如として芸能界引退危機が持ち上がった。きっかけは当時所属していた芸能事務所社長が脱税により逮捕されたこと。
これに際して両親が「亜美のイメージダウンにつながり、大きな精神的苦痛を受けた」と反発し、事務所に対して契約終了求める訴えを起こしたのである。つまりは事務所独立だ。

いわゆる「芸能界の不文律」を犯した亜美は、00年9月以降新曲が発売されず、01年3月にレギュラーであったラジオやテレビ番組を降板、01年4月から主演が決まっていた連続ドラマを撮影直前になって降ろされるなどの憂き目を味わうこととなる。

タッキーとの交際がスクープされた鈴木亜美


そして引退騒動で揉めている最中の01年7月、タッキーこと滝沢秀明との熱愛が発覚した。
当時の写真週刊誌には、箱根1泊旅行へ行く様子がスクープされている。

当時のタッキーといえば、ジャニーズJr.で絶大な人気を誇り、その人気はキムタクの次とも言われていたほど。しかし対する亜美は引退危機にあったことから、その後の報道では、亜美サイドの人物が「人気抜群だったタッキーを利用したのでは」という憶測も流れている。

このように突如として引退危機に陥ってしまった亜美であったが、02年からは本格的に活動を再開。そして05年には、所属を現在のエイベックス・マネジメントに移し、同年の紅白歌合戦にも出場するなど近年は精力的に活動をしていた。
そんな中で飛び込んできた結婚・妊娠報道。ぜひとも幸せな家庭を築いてほしいものだ。

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