今ではすっかり、関東を代表する大御所芸人としてのポジションを確立しているとんねるず。『みなさんのおかげでした』や『スポーツ王は俺だ!!』などで、有名どころの後輩芸人から敬愛されている姿を見れば、直撃世代でなくても、漠然と彼らが「すごい人」だと気づくはず。
タレントとしては、『オールナイトフジ』『夕やけにゃんにゃん』『ねるとん紅鯨団』など、数々の時代を代表する番組のメインMCとして活躍。歌手としてもミリオンヒットを記録した『ガラガラヘビがやってくる』をはじめ、『情けねえ』『がじゃいも』といった幅広いジャンルの佳曲を発表しました。おそらく、芸人でありながら東京ドームで単独コンサート開催したのは、彼らくらいではないでしょうか。

伝説的人気を誇った『とんねるずのオールナイトニッポン』


彼ら2人が、ブレイクの兆しを見せはじめた1985年に開始したのが、『とんねるずのオールナイトニッポン』です。現在は長らくTBSラジオの帯番組「JUNK」の後塵を拝しているものの、当時のANNといえば、人気タレントの登竜門でした。『鶴光のオールナイトニッポン』、『ビートたけしのオールナイトニッポン』など、伝説的な番組を多数輩出し、深夜の有楽町から日本中のリスナーを笑いの渦に巻き込んできたことは、今でも語り草となっています。

『とんねるずのオールナイトニッポン』も、この2番組に劣らぬ名番組として、AMラジオの歴史に名を刻んでいます。テレビ収録や業界人の裏話、帝京高校時代の思い出話、そして、数多くの名ハガキ職人を生み出したネタのコーナーなどで、若者のハートをガッチリとキャッチ。当時、長きに渡って聴取率トップに君臨していた前述の『ビートたけしのオールナイトニッポン』を抜き、高い聴取率を記録しました。ナインティナイン、中居正広、つんく♂など、この放送に影響を受けたと表明する芸能人は数知れません。