年明けに勃発した騒動によって、多少のケチは付いたものの、「木村拓哉」というブランドがもつ価値は揺らぎません。何せ、これまで築き上げてきた実績が段違いなのですから。浮気だの不倫だの、ゲスだのと、醜聞のそよ風ひとつで、どこかへ飛んでいってしまいそうな、そんじょそこらのタレントとは、ワケが違うというものです。

テレビドラマの絶対王者だったキムタク


そんなキムタクの全盛期といえば、一体いつに当たるのでしょうか? 意見が分かれるところではありますが、2000年から2001年にかけて、彼の人気がとてつもない水準にあったことは間違いありません。
というのも、主演した2000年の『ビューティフルライフ』では41.3%、続く2001年の『HERO』では36.8%という、圧倒的な高視聴率をそれぞれの最終回でマークしたのです。しかも、瞬間最高視聴率ではなく、1話全体の数字。『紅白歌合戦』ですら、40%に届くか届かないかという現代において、その異常性はさらに際立ちます。
この絶頂期ともいうべき、20世紀~21世紀またぎの期間に放送されたのが、『TV's HIGH』です。

『TV's HIGH』が唯一単独のバラエティレギュラー出演だった


彼がSMAPの一員として芸能界デビューした1987年から現在に至るまで、単独でバラエティ番組のレギュラーの座に就いたのは、この『TV's HIGH』のみ。おそらく、人を笑わせている場合じゃない状況がまだまだ続きそうですし、これが最後となる可能性は、十分すぎるくらい十分にあります。